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ISBN 10 : 4872734556
Content Description
茨城県が生んだ水墨画の巨匠、雪村。「西の雪舟、東の雪村」と並び称されてきた。国指定重要文化財9点というのは、茨城県出身の芸術家では並ぶ者がいない多さである。にもかかわらず、県民に知られていない。本書は、その雪村の生涯に迫る力作だ。過去の雪村研究の成果を踏まえつつ、関係する寺院や伝承地、史跡を丹念に回り、関係者への取材から、多面的に人物像に迫っている。さらに生誕地にまつわる地元の伝承などを取り込み、雪村が生きた時代背景にも触れた。五百年も前に生きた郷土の偉大な芸術家・雪村を知る格好の入門書といえる。
目次 : 第1部 生誕から出国(二つの生誕説/ 出身は佐竹氏/ 出身地論争 ほか)/ 第2部 画聖への道(会津の蘆名盛氏/ 鹿沼の今宮神社/ 長林寺 ほか)/ 第3部 追慕の軌跡(一元紹碩/ 尾形光琳の思い/ 立原翠軒の記録 ほか)
【著者紹介】
冨山章一 : 1949年、茨城県常陸大宮市生まれ。茨城県立太田第一高等学校、専修大学法学部法律学科卒。1976年、茨城新聞社入社。記者、総務局人事部長、企画情報局長、経営戦略室長、役員室長などを歴任。2015年、退職。茨城県郷土文化研究会会長、常陸佐竹研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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