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円居挽のミステリ塾 星海社新書

円居挽

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065280652
ISBN 10 : 4065280656
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

円居挽さんと一緒に学ぶ「ミステリ塾」開講!かつて自分のセンスを信じるのをやめたことで、デビューを果たしたミステリ作家・円居挽。京都大学推理小説研究会で叩きこまれた独自のミステリ観は、円居さんの創作の指針であるとともに束縛する枷でもありました。このたび、自身は持っていない新たな武器としての「ミステリのおもしろさ」を探し求める円居さんのために集合したのは、青崎有吾、斜線堂有紀、日向夏、相沢沙呼、麻耶雄高、当代きっての人気作家たち。彼らの心を震わせてきた多数の本との出逢いから、実際的なミステリ創作のメソッドや苦労やお悩みまでを縦横無尽に語り合い、見えてくるのは作家それぞれの「ミステリ道」!さあ、この“円居塾”に入塾して、あなたも己がミステリ道を極めましょう!

目次 : 円居挽のミステリ塾第0回 円居挽のミステリ塾とは?/ 円居挽のミステリ塾第1回 ゲスト 青崎有吾(課題図書『アンデッドガール・マーダーファルス』)/ 円居挽のミステリ塾第2回 ゲスト 斜線堂有紀(課題図書『楽園とは探偵の不在なり』)/ 円居挽のミステリ塾第3回 ゲスト 日向夏(課題図書『薬屋のひとりごと』)/ 円居挽のミステリ塾第4回 ゲスト 相沢沙呼(課題図書『medium霊媒探偵城塚翡翠』)/ 円居挽のミステリ塾第5回 ゲスト 麻耶雄嵩(課題図書『メルカトルかく語りき』)

【著者紹介】
円居挽 : ミステリ作家。1983年、奈良県生まれ。2009年に『丸太町ルヴォワール』で講談社BOXからデビュー

斜線堂有紀 : 小説家。1993年、秋田県生まれ。電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞を受賞し、2012年『キネマ探偵カレイドミステリー』でデビュー

青崎有吾 : ミステリ作家。1991年、神奈川県生まれ。鮎川哲也賞を受賞し、2012年に『体育館の殺人』でデビュー

日向夏 : 小説家。福岡県生まれ。2012年に「小説家になろう」で投稿していた『薬屋のひとりごと』が書籍化されデビュー

相沢沙呼 : ミステリ作家。1983年、埼玉県生まれ。鮎川哲也賞を受賞し、2009年に『午前零時のサンドリヨン』でデビュー

麻耶雄嵩 : ミステリ作家。1969年、三重県生まれ。1991年に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    作家の読書遍歴や創作のきっかけを知られる対談はほとんどないので、実に面白く楽しかった。ミス研の先輩の話や本から学んだセオリーを自家薬籠中のものにしたり、自分の興味や趣味の対象を作中に生かす方法、あの有名作品がどうして生まれたかなど様々な裏話が語られたが、ミステリ好きには読むべき作家や作品がほぼ決まっていた自分の若い日とは随分違っている。ミステリのジャンルが狭かった当時は、漫画やファンタジーや南米系文学の影響など想像もできなかった。各方面で影響を受けた作家がミステリに参入し、枠を大きく広げているのがわかる。

  • さっちゃん

    円居さんがパーソナリティ、星海社の丸山さんが進行役となり、作家と対談したツイキャスでの配信を書籍化。「どのような作品を読んできて作家デビューに至ったのか?」「どのように作品を執筆しているのか?」をメインに話を進め、課題図書としてそれぞれの代表作を特に深掘りしている(ややネタバレありなので未読の場合は注意)。彼らの読書遍歴も丁寧な注釈があり読みたい本が増えてしまう。円居挽、青崎有吾、斜線堂有紀、日向夏、相沢沙呼、麻耶雄崇の6人のファンなら間違いなく楽しめるし、まだ未読でもきっと読みたくなる。そんな一冊。

  • ハスゴン

    対談集は読みにくく苦手だが、作者のルーツが知れて良かった。今後もシリーズ化してもらいたい。

  • kitten

    図書館本。円居さんの本、最近読んでないなあ。この方も京大ミステリ研だったのか。青崎さんのアンファルは、裏染シリーズの裏でずっと温められてた話。斜線堂さんは、天才。誰も真似できない。日向夏さんは物語が可変式で、どんどん変わっていく。相沢さん、mediumは狙ってこのミス取りにいった。そして、発想としては続編のimvertの方が先にできていたという。ラスボスは麻耶さん。変な作品しか出てこない。自分の好きなものしか書けない。作家さんや作品の裏側が知れてとても面白かったが、私にはミステリ書けないな。

  • ガットウ

    ★★★★4.4点。麻耶雄嵩さん以外皆んな私より年下な作家さんだったので、時代背景などが良くわかって、とても面白かった!私も歳をとったもんだとしみじみと思いました。

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