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意味も知らずにプログレを語るなかれ

円堂都司昭

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845633562
ISBN 10 : 4845633566
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : ■Part 1: プログレッシヴ・ロックを形作った5大バンドの歌詞世界 / ●ピンク・フロイド・・・自己、彼我、現実、様々に現れる“壁” / 「Arnold Layne」/「Eclipse」/「Wish You Were Here」 / 「Another Brick In The Wall,Part2」 / ●キング・クリムゾン・・・混乱、序章、戦慄/テーマ、暗黒/終章 / 「21st Century Schizoid Man Including Mirrors」 / 「Epitaph Including March For No Reason And Tomorrow And Tomorrow」 / 「The Letters」/「Starless」/「Elephant Talk」 / ●イエス・・・自己探求、自己変革の物語 / 「Roundabout」/「Close To The Edge 4 Seasons Of Man」 / 「Soon from “The Gates Of Delirium”」 / ●エマーソン、レイク&パーマー・・・幻想、SF、現実から成る“三位一体” / 「Tarkus f)Battlefield」/「Promenade from “Pictures At An Exhibition”」 / 「Karn Evil 9 c)3rd Impression」 / ●ジェネシス・・・怪奇と幻想の挟間で自己を見つめる“月影の騎士” / 「The Musical Box」/「Watcher Of The Skies」 / 「Cuckoo Cocoon」/「Land Of Confusion」 / ■Part 2: プログレッシヴ・ロックの裾野を広げた5バンドの歌詞世界 / ●U.K.・・・陰りゆく栄光を憂う四士 / 「In The Dead Of Night」 / ●エイジア・・・時代と共に変革するプログレの先導者 / 「Heat Of The Moment」 / ●ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター・・・ある詩人の思索と内省 / 「Killer」 / ●ジェスロ・タル・・・冴え渡る英国流アイロニー / 「Thick As A Brick」 / ●ムーディー・ブルース・・・ロックをアートに押し上げた草分け / 「The Night:Nights In White Satin」 / *Column / 現実化するディストピアへの反抗 / 漂流するシド・バレットの精神 / デヴィッド・ギルモアと“言葉” / 変遷するピート・シンフィーrドの言葉 / 「Owner Of A Lonely Heart」が描いた新たな肯定 / 拡大するピーター・ガブリエルの視点 / プログレッシヴ・ロックとSF / ■インタヴュー: 翻訳家に訊くプログレの歌詞世界 川原真理子

【著者紹介】
円堂都司昭 : 1963年生まれ。文芸・音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 阿部義彦

    五大プログレバンド&モア、(ジェスロ・タル、UK、エイジア等)について、その壮大な歌詞の世界を解剖してます。雰囲気重視のピンク・フロイド、シアトリカルなジェネシス、大袈裟なクリムゾン、一番意味不明なのはイエスそもそもランダバウトって何?いちばんまともなのはELPでしたって。プログレッシャーの方々、是非ご笑納くださいませ!混乱こそ私の墓碑銘になるだろう。そうだ明日を恐れている 私は泣き叫ぶに違いない。アーノルドレイン二度とやってはいけないよ!

  • 訪問者

    意味を知らずにプログレを聴いているが、やはり70年代のプログレッシブロックというものは素晴らしいものだなと改めて思う。しかし、イエスのジョン・アンダーソンの詩は難解である。意味よりも言葉の響きを重視したからとも言われているが、果たしてどうなのだろうか。J-POPで類似したものを探すとすると、「千本桜」の歌詞がそれに近いのかもしれない。

  • 風鈴

    読みながら、プログレを探しました。引っ越ししてから、音楽は段ボールに入ってるので、良い運動になりました。そう言えば、有栖川有栖さんもプログレ好きでしたね。ちなみに発掘したのは、ピンク・フロイドの狂気や、イエスの危機、ジェネシス(ピーター・ガブリエル時代)、エマーソン・レイク&パーマーのタルカス、展覧会の絵、キングクリムゾンのレッド、スラック等。紙ジャケットってなかなか良いですね。

  • しゅー

    ★★★ プログレの手際良い紹介本にもなっていて個人的にツボです。世界観が重要なプログレバンドにとって、歌詞を誰が書くかは重要なのだなと改めて思います。バンド内の人間関係にも響いてるみたいだし。また、SF やファンタジーからの影響も私の好みと重なる作品が多くて納得。ただ、題名から想像するより歌詞そのものの紹介は少なめ。著作権の関係で英詩を載せられないものも多いとか。残念。

  • wang

    曲も歌詞も難解だと言われることの多いプログレ。その歌詞を読み解き解説する。比喩を多用し、聖書・寓話ときにファンタジーやSFなどにインスパイヤされるなど真の意味を読み解くのは難しい。コンセプトアルバムで作られることも多いのでアルバム中での意味や作詞者の背景、社会情勢や他のバンドとの影響なども交えて、和訳と解説が語られ、初めて知ることも多い。5大バンド(ピンクフロイド、キングクリムゾン、イエス、EL&P、ジェネシス)他にU.K.、エイジア、ヴァンダーグラフジェネレーター、ムーディーブルース、ジェスロタル。

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