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健康の土台をつくる 腸内細菌の科学

内藤裕二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296204960
ISBN 10 : 4296204963
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

腸内細菌は、私たちがつくりだせない物質をつくり、健康の土台を支えている。腸内細菌と私たちは、複雑で謎に満ちた共生関係にある。では、いい関係を築くには私たちはどんな習慣を心がければいいのか?―国内外の研究に基づき、解説する。

目次 : 第1章 私たちの腸内細菌は、どこから来る?/ 第2章 重要なのは、菌自体か、菌がつくる代謝物か/ 第3章 肥満に関連する腸内細菌/ 第4章 長寿と老化に関係する腸内細菌/ 第5章 日本人の腸内細菌は世界的に見て、特殊?あなたの腸年齢をチェックしてみよう/ 第6章 腸内細菌は脳に影響する?「脳腸相関」の最新研究とは/ 第7章 なぜ、腸が免疫に関わるの?腸内細菌と免疫の関係/ 第8章 便秘と大腸がん 腸内細菌との関係は/ 第9章 健康な腸内細菌のために、なにを食べればいいのか 注目は発酵性食物繊維/ 第10章 腸内細菌を標的にした新たな医療の始まり

【著者紹介】
内藤裕二 : 京都府立医科大学大学院医学研究科生体免疫栄養学講座教授。京都府立医科大学卒業。米国ルイジアナ州立大学医学部分子細胞生理学教室客員教授、京都府立医科大学大学院医学研究科消化器内科学教室准教授、および同附属病院内視鏡・超音波診療部部長などを経て、2021年4月より現職。腸内細菌学、抗加齢医学、消化器病学を専門とする。2023年、胃腸の機能低下と病気のリスクとの関連について研究する「日本ガットフレイル会議」を発足(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ときわ

    私たち人間は腸内細菌と共生関係なんだな。研究が加速しているようで次々と新たに分かってきている。でも網羅的に書かれているので情報が多すぎて、私はいっぱいいっぱいになってしまった。働く細胞を描いた漫画家さんが「働く腸内細菌」を描いたらきっと面白いだろう。分かってきていることは多いのに、実際の治療まで行っているのは少ないのは個人の持っている細菌はそれぞれ違うのでそこが難しい。腸内で一つの王国が出来上がっているので、人間の国家だって有用な人だけで構成するのはあり得ないのと同じく役立つ細菌だけ増やすのは無理みたい。

  • miu

    相変わらず腸とか脳とか好き。専門的なことが書いてあったので難しかったけどやっぱり面白い腸。とにかく腸内細菌叢のバランスが大事。ビフィズス菌やら食物繊維やら大事。病気や老化にもとにかく腸!来年の目標は健康。

  • たこ焼き

    胎児のときに母親から大腸菌を分けてもらうので、そのときの母親の腸内環境によって子供の免疫力は決まる。お風呂でも交換している。3歳までにきまる。乳児期に十分な栄養を取れなかった人は成長もできない。加工肉をとらず食物繊維をとること。野菜、根菜、穀物入りの飯、海藻、魚を食べていた京都丹後地域の人が長生きする。発酵食品。腸と脳は繋がっている。腸の調子が脳のコンディションに影響する。口の菌が腸に影響するので歯周病の人は腸内環境が悪くなる。同じ食材で発酵いろいろな食材から食物繊維をとること。運動不足は腸に悪い。

  • もちお

    腸内細菌と脳との「脳腸相関」。免疫機構と腸内細菌との関係。認知症でない人は味噌、魚介類、緑黄色野菜、海藻類、漬物、野菜、コーヒーをよく食べてるらしい。牛肉ぶた肉は食べない方が呆けないらしい。

  • しみー

    腸のことについては専門性の高い本。たけど難しくなく読みやすい。腸内細菌を中心に様々な病気が語られている。

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