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世界史で深まるクラシックの名曲 青春新書インテリジェンス

内藤博文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413046435
ISBN 10 : 4413046439
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan

Content Description

ベートーヴェンが「交響曲第9番」に「合唱」を入れた理由とは!?モーツァルト、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、バッハ、ショパン、ワーグナー、ブラームス…あらためて聴いてみたくなる名曲×世界史の魅惑のエピソード。

目次 : バッハと狡猾なるフリードリヒ2世―最高傑作「マタイ受難曲」が1世紀以上も演奏されなかった理由/ ヘンデルとイギリス・ハノーヴァー朝の始動―ヘンデルのオペラがイギリスで大成功を収めた裏側/ モーツァルトとフランス革命の勃発―二重の意味で革命的だったオペラ「フィガロの結婚」/ ハイドンと将軍ナポレオンの台頭―音楽が世の中に大きな力を持つことを証明した「辺境の人」/ ベートーヴェンと皇帝ナポレオンの暴風―なぜ、交響曲第9番は「合唱付き」となったのか/ ロッシーニとパリ七月革命の衝撃―ナポレオン没落後のヨーロッパを熱狂させたロッシーニ・クレッシェンド/ ウェーバーとプロイセンの充実―プロイセン(ドイツ)の大国化を後押しした「魔弾の射手」/ ショパンとポーランドの亡国―パリ七月革命がショパンの「革命のエチュード」を生んだ/ メンデルスゾーンと国民国家の目覚め―「器楽音楽王国・ドイツ」の栄光を構築しようとした神童/ ヨハン・シュトラウス父子とパリ二月革命の余波―「ラデツキー行進曲」が打ち消した革命と独立の世界〔ほか〕

【著者紹介】
内藤博文 : 1961年生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、現在はおもに歴史ライターとして活躍中。西洋史から東アジア史、芸術、宗教まで幅広い分野に通暁し、精力的な執筆活動を展開。同時に、オピニオン誌への寄稿など、さまざまな情報発信も意欲的に行っている。クラシック音楽に関しては、ロッシーニの埋もれたオペラを体験するために、ヨーロッパ各地の歌劇場を訪れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • チョコ

    時代背景とそれぞれの音楽家たちの作る音楽の関係が面白かった。ちょっと見方が斜めな感じがなくもないけれど、確かに、、と納得することも多い。バッハからカラヤンまで歴史と音楽の切れない関係を楽しめた。なんでも見る角度が違うと感じ方も違うなぁ!と再認識。『王室から見た世界史』も読んでみたい。

  • きみたけ

    めちゃ面白かった〜😆名だたる作曲家の軌跡を、当時の政治的背景や時代の趨勢とリンクさせながら分かりやすく解説した一冊。系統立てて解説した本に初めて出会ってとても勉強になりました。著者はクラシック音楽に造詣の深い歴史ライターの内藤博文氏。モーツァルトの「フィガロの結婚」はなぜ皇帝をおこらせたのか、ナポレオン没落後のヨーロッパを熱狂させたロッシーニ・クレッシェンドなど、クラシック好きも初心者でも楽しめる味わい深まる名曲秘話。バッハ、ベートーヴェン、ブラームスなどドイツ出身の作曲家が多い理由が分かりました😅

  • Cinejazz

    17世紀以降のヨーロッパ史とクラシック音楽との関わりをとおして、後世に名を残した偉大な音楽家(芸術家)が背負った野心や苦悩のエピソ−ドなどを紹介した好事家向きの本。 皇帝レオポルド二世を怒らせたモーツァルトの<フィガロの結婚>、皇帝ナポレオンとベート−ヴェンの<英雄>、パリ7月革命とショパンの<革命のエチュ−ド>、チャイコフスキ−が<悲愴>で予感したロシアの混沌、独ソ戦のレニングラ−ド包囲で流れたショスタコ−ヴィチの<交響曲第7番・レニングラード>、ヒトラ−心酔のワグナ−の歌曲など、名曲秘話20篇。

  • ごへいもち

    読友さんのご紹介本。音楽家も時代の子

  • barcarola

    タイトルからすると解説されているのは「名曲」のように思えるが、そうではないので念のため。作曲家や作品の時代背景を理解することで、より深くクラシック音楽を楽しもうということのようである。

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