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警視庁異能処理班ミカヅチ2(仮)講談社タイガ

内藤了

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065289518
ISBN 10 : 4065289513
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan

Content Description

人呼びの204号室に誘われるな。這入ったが最後、命は無い。警視庁の秘された部署・異能処理班。霊視の青年・安田怜は、麹町のアパートで祓いの依頼を受ける。当日、住人は遺体で発見されたが警視正の指示はなぜか「なにもしないこと」。三婆ズとともに現地を訪れた怜が出会ったモノとは―。事件を解かず、隠蔽せよ。恐ろしくてやめられない、大人気警察×怪異ミステリ!

【著者紹介】
内藤了 : 長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー。同作からはじまる「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズは、猟奇的な殺人事件に挑む親しみやすい女刑事の造形がホラー小説ファン以外にも支持を集めヒット作となり、2016年にテレビドラマ化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • absinthe

    シリーズ二作目。前作よりまとまりが良く感じられた。麹町と歌舞伎町の2本立て。麹町の怪異の正体を明かさないまま薄気味悪い展開が、ラヴクラフトを思わせてとても良い。この世と怪異のシームレス感がたまらない。普段歩いている町のそこら辺の路地から本当に入り込めそうで、見過ごされているような。

  • mint☆ 現在ログイン率低下

    シリーズ1作目「桜底」の冒頭だけネットで公開されていたのでそこだけ読んでこちらを読みました。怜くんがどうやってミカヅチに入ったのだけはわかった状態。何故か図書館にはこの本しかないんですよね。でもこれだけ読んでも面白い。そして怖い。人間には手を出せない"何か"がこの世にはある。ミカヅチメンバーの役割や人間関係がまたよくわからないのでやっぱり初めから読みたい。

  • タイ子

    シリーズ第2弾。霊視の安田怜がメールで祓いの依頼を受ける。場所はビルの間の古〜いアパート。何やらうごめくものが多数、メールの送信者は数日前に死んでいた。何が出ても不思議ではない作品なので、もはや驚きはないけど文中からも臭ってきそうな不快な感じと気持ち悪さ。一体このモノは…。もう一話も想像するだけで食欲が失せそう。だったら読むなと言われそうだが、つい先が気になり読んでしまう内藤作品。セクハラ男3人がホテルで得体の知れない女に殺される、最も無惨な方法で…。三婆ズ、今回も大活躍。眠る秘密が解かれるまでつづく…。

  • KAZOO

    シリーズ2作目です。本当にコミックを読んでいるような感じでエンターテイメントとしてはかなり楽しめます。今回はスカウトされた若い人物が、このセクションの出番ではない話で、三婆ずに教育されます。また歌舞伎町の話ではマスコミでかなり騒がれたフジテレビ問題を思わせる話が最初に出てきます。そこで事件が起きますが不可思議な状況をなくすためのこの部門の出動で同じような事件を演出します。それなりに楽しめます。

  • ケイ

    自分の不満を周りにぶつける人はいるわね。そんな人は自分の墓穴を掘っているのだと言うのは、まさにその通り。ふたつめの話は、どうしても今のお笑い芸人の活動休止の件と被ってしまう。こうした場面がかつては2時間ドラマなどでよくあったように思う。無理やりの同意でも同意だとする非人間性。今回ばかりは怪異に味方したくなった。

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