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ゆきむすめ ロシアの昔話

内田莉莎子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834000931
ISBN 10 : 4834000931
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    昔話。解説はないけれどペチカがあるのでロシアや東欧系の昔話だと思う▽年老いた夫婦は、ある冬の日、雪でゆきむすめを作った。ゆきむすめはにっこり笑って動き出した。老夫婦はゆきむすめを大切に育てる。春になり、夏になる。女の子たちがゆきむすめを遊びに誘い森へ行く。日が暮れて、焚き火をたいた女の子たちは、とびこえごっこをはじめる「どうしてとばないの?とぶのがこわいの?」笑われたゆきむすめは、とうとう焚き火の上を跳び、消えていく▽後ろ表紙は降りしきる雪。老夫婦はまた、ゆきむすめを作るのかしら。読み聞かせ5分

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    子供のいないおじいさんとおばあさんが丹精込めて作ったゆきむすめは命を授かる。でもゆきむすめは冬の眷属なので冬が過ぎてしまうと・・・・。消えないように日影に居たり、冷たい水に足を浸すゆきむすめのいじらしさと消えてしまうことを知らない周囲が暖炉で暖を取りながら雪の降る冷たさの感じる窓際から離れられないような温度差を醸し出す。儚くも哀しく、だからこそ、温かく美しい作品。

  • クリママ

    あ、「おおきなかぶ」のおじいさんだ。でも、読み終えれば、子供達の誰も声もない。それでも、読んであげるべき名作だと思った。

  • chiaki

    ロシア民話の再話。子どものいないおじいさんとおばあさんの所に、二人が雪で作ったゆきむすめが!むすめは賢く美しく成長し、おじいさんもおばあさんも目に入れても痛くないほど可愛がりますが…。うーんなんて切なくて儚くて美しい。1年生国語『むかしばなしをよもう』に合わせて提供。

  • Aaa

    子どもがほしいおばあさんとおじいさんのもとに雪から生まれてきたゆきむすめ。最後は、予想通りゆきむすめが溶けてしまい、本としては、あまり深くなかった。この本を通して、他人からの声や反応による圧力があっても、自分の意志を曲げないような人になりたいと感じた。

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