Product Details
ISBN 10 : 4480038965
Content Description
『「ほう、ほうと云って、人がかける時には火事は遠い」と祖母が云った。ほうと云う名前の鳥が火事場に飛んで来て、火をくわえて行くから、その鳥を追い払う為に、ほう、ほうと云って走るのだそうである。』(「炎煙抄」より)夢や無気味なもの、怖い雷や空襲、怖いけれど好きな火事…夢とうつつの境を往還する奇妙な味の随筆集。
目次 : 炎煙鈔/ 予行/ 沖の稲妻/ 火の用心/ 近火/ 蒸気喞筒/ 町の野火/ 煙塵/ 巨松の炎/ 雷〔ほか〕
【著者紹介】
内田百〓@6BE1@ : 1889‐1971。小説家、随筆家。岡山市の造り酒屋の一人息子として生れる。東大独文科在学中に夏目漱石門下となる。陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学などでドイツ語を教えた。『冥途』『旅順入城式』『百鬼園随筆』『阿房列車』など著書多数。1967年、芸術院会員推薦を辞退。酒、琴、汽車、猫などを愛した。本名、内田栄造。別号、百鬼園(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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S.Mori
読了日:2020/08/12
お萩
読了日:2014/03/14
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
読了日:2019/04/28
ay75
読了日:2015/08/01
gu
読了日:2012/03/20
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Creator:望月ハルヒ
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