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奇譚の街 須美ちゃんは名探偵!? 浅見光彦シリーズ番外 光文社文庫

内田康夫財団事務局

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334103101
ISBN 10 : 4334103103
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

浅見家のお手伝い、吉田須美子は、買い物に行った商店街で通りすがりにメモを拾い、落とし主に渡そうとする。何気なく目に入った文字は、「牛蒡モチ、下瀬三平」。不思議なメモもあるものだと思っていたが、メモの落とし主と再会、謎解きを頼まれてしまう。小松原育代は安請け合いしているが、昔の文通相手からの手紙の謎なんて、解けるのだろうか・・・!?
みんなが幸せになるご近所ミステリー! 人気シリーズ第四弾。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のんちゃん

    内田康夫氏の浅見光彦シリーズに登場する、浅見家お手伝いさん須美ちゃんが活躍する、内田康夫財団事務局によるミステリー第4弾。今回は今年が内田氏生誕90周年と言う事で、その生誕地であるはじまりの街、東京都北区が舞台の謎解き物語となっている。浅見家ももちろんこの場所にあり、須美ちゃんのホームグラウンドだ。素敵な行ってみたくなるような北区の名所がたくさん出て来て、楽しい謎解き物語となっている。昔からたくさん、読んだりTVドラマで観てきた内田作品、また、読み返してみようかとの思いに駆られた。巻末の作品数を見て驚く!

  • anne@灯れ松明の火

    新着棚で。昔、浅見シリーズをはじめとする内田作品をよく読んだなぁと懐かしく、手に取った。浅見家の家政婦・須美ちゃん主役で、日常の謎を解くシリーズ。もう4冊目だそうだ。何冊か読んだと思ったが、記録がないので、初めてだったみたい。須美ちゃんが、ひらめいたことを即口にせず慎重に確認してから、謎解きしていく様子が微笑ましい。助手の育代さんも、朗らかで、人が良く、ほのぼの。作者が財団事務局、って、合作なのかな?

  • 歩月るな

    人と人を繋ぐ見えない鎖。日常のちょっとしたエピソードに、日本語を絡めたパズル。日常の謎だからこそ、名探偵は事件に巻き込まれるのではなく、事件を見つけてしまうから名探偵なのだ、というのを感じた。事務局名義とは言え、謎を作るセンスは抜群で、土地にまつわる歴史地理を扱わせてもこんなに上手い。そういうシリーズの面目躍如と言った所。このところ、謎を解くことが人探しに繋がる、探偵らしい探偵活動ともいえるのが味わい深い。

  • ベローチェのひととき

    妻から廻ってきた本。内田康夫財団事務局が綴る浅見家のお手伝い、須美ちゃん名探偵シリーズの第4弾。今回は各章ごとにちょっとした謎解きがあり、最終章で全て回収する様な構成になっている。「北区で一番大きな剣」とはそういうことだったのねと思いました。浮間船渡の方には行ったことがないので行ってみたいと思いました。

  • 小梅さん。

    今回も須美ちゃんは頑張った。 空飛ぶハサミって何かと思ったなぁ。須美ちゃんの解説に、おおってなった。 でも、だんだんと、あの人の性格が鼻につくようになってきたなぁ。色々しつこいというか。 全体的にはほのぼのしているし、好きなんだけど。 あのいじめはなんとか一応の決着はつくかと思ったので終わったのはちょっと残念。

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