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巨匠に学ぶ構図の基本 名画はなぜ名画なのか?

内田広由紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784881082058
ISBN 10 : 4881082051
Format
Books
Release Date
February/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

見てわかる、明快な名画解説書。ダ・ヴィンチや北斎葛飾など、巨匠の名画の構図を変えて、オリジナルと比較。構図の基本型、構図の組み立て、人体のメッセージなど様々な角度から、わかりやすく名画を解き明かす。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 姉勤

    名画がなぜ名画たり得るのか、感覚的に「好し」見ていたものの言語化。なあーんだ、分かってるわって、しかしそれに気づかなければ一生の不覚。 その気づきのための、構図や背景、距離感、人物の配置、追加や省略という、原画にコラージュをして、その「良さ」を示す。驚くことに抽象化された現代絵画も紹介する。たしかにモナリザの背景がお花畑であれば名画たり得ないだろうが 多少強引な感も。構図やらはともかく、その空気感に、ミレーの「羊飼いの少女」は気に入りました。

  • ヒロミ

    私も趣味で絵を描いているのですが、いつも三角構図ばかり多用していてマンネリだったのでキチンと絵画の構図を知りたいな〜と思い読みました。初心者にもわかりやすく名画の鑑賞と構図を知ることができます。ちょっと内容の浅さを感じないでもないけれど、コンパクトだしオールカラーなので眺めていて楽しい本です。革新的な画風のピカソが安定感のある構図ばかり用いていたというのが意外でした。もっと日本画の構図も取り上げてほしかったです。

  • G-dark

    世界中の名画に似せて、けれど絵のモチーフの配置や背景や色調などを変えたものをa。オリジナルそのままのものをb。として、aとbの違いを見比べようという本です。例えば、P12〜13で紹介されている、葛飾北斎の『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』。リアルな波の高さってあんまり高くないよね、高くってもこの程度だよね、と言わんばかりのa。どうだーっ!!富士山より超特大の波をしかと目に焼き付けよ!!と言わんばかりに波の高さを高ーくデフォルメしたb。見比べるとbの方が断然迫力があります。平凡な絵と名画の違いがよく分かる一冊。

  • y1

    面白い!!!!今まで構図の勉強をしながらも「きっとこちらが深読みしているだけで、実際は作家が適当に描いているだけ」と疑っていたのですが、そうでもなさそうと思えた本。名画は名画であるべくして、という感じ。まあまだ誰々の作品と言う先入観がないと見られないけど!とっても楽しい!

  • さっちも

    解説がスパンと明快じゃないけど、絵画も構図もわかるようになれる、満足の高い一冊。しかもこの切り口は誰かにドヤれる。

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