Books

地形と歴史で読み解く 鉄道と街道の深い関係 東京周辺

内田宗治

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408339573
ISBN 10 : 4408339571
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan

Content Description

鉄道が街道に沿った時代、沿わない時代。その違いを生んだ社会的背景とは?

目次 : 第1章 鉄道開業〜明治時代後半―鉄道忌避伝説が生じた街道との関係 私鉄による幹線(現JR)建設の時代(明治五年日本初の鉄道開業―新橋駅を出た汽車の線路が、海の中に敷かれた理由とは?/ 馬車鉄道(新橋‐浅草)の誕生―初代新橋駅付近には、数百頭の馬の厩舎も/ 東京の鉄道、新規開業空白の十年間―横浜から西になかなか延びていかない理由とは ほか)/ 第2章 明治時代後半〜関東大震災―街道にぴったり沿っての鉄道敷設 現・大手私鉄、第一世代の本格的登場(京浜電気鉄道と京王電気軌道―東海道と甲州街道の集落へ、やっと鉄道がやってきた時代/ 玉川電気鉄道(東急玉川線)―山岳信仰の大山街道に敷かれた多摩川の砂利目当ての路面電車/ 新河岸川、川越街道と東武東上線―全盛を極めた舟運からの世代交代「道の駅」的存在の湧水地の宿場 ほか)/ 第3章 昭和初期前後〜現代―環状道路、首都高と私鉄新線・未成線 郊外電車の誕生から現代まで(「郊外電車」の時代が到来―江戸時代の街道沿いの私鉄からの大転換/ 田園都市(現・東急電鉄)―田園調布・洗足・大岡山の高級住宅地開発と大学誘致/ 箱根土地(現・西武鉄道)―目白文化村、大泉・小平学園都市 堤康次郎による東急とは対照的な開発 ほか)

【著者紹介】
内田宗治 : フリーライター、地形散歩ライター、旅行ジャーナリスト。1957年東京生まれ。実業之日本社で旅行ガイドブックシリーズ編集長などを経てフリーに。旅と鉄道、インバウンド、自然災害に関するテーマなどで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Ryota Ishikawa

    東京における鉄道と街道の関係性を時代を追って解説している本。現在の東京の鉄道路線がなぜ街道に沿っている部分と沿っていない部分があるのかを中心に、大正期や昭和で作られた道についてや、住宅開発との関係性について、時代ごとにどのようになっているのかを触れている。この本の良い所は、東京の鉄道や沿線の造成などの傾向が時代ごとにきれいにまとめられている点である。しかし、細かい部分は触れられていないので、より深く知りたい場合はこの本を足掛かりにして専門的な本を読む事をおすすめする。

  • kentake

    東京周辺の主要な鉄道路線について、それぞれが建設されてきた経緯や歴史を調べ、時代別・路線別にまとめ著者なりの解説を加えた本。普段乗り慣れた路線にも意外な歴史がある点、何気なく目にする風景の中にも建設当時の経緯を示す遺構が残されている点など、東京の鉄道整備の歴史の深さを感じる。また、地図を多用して説明がなされている点はわかり易くて良い。 全体を通じ、鉄道という新たな都市交通機関の整備に向けた先人たちの熱意と、関東大震災という災厄が結果として東京にもたらした奇貨の大きさを感じた。

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/8af8ab86-1ec1-4327-a11a-3f5b2ec6bfa8

  • 竜玄葉潤

    何か残らなかった。浅い訳では無いが、新味が無かったかも。

  • KOBAYASHI

    ○。第2世代が街道沿い鉄道。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items