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ISBN 10 : 4408338303
Content Description
新宿あたりから西に向かって、徐々に東京都の地表は高くなっていく。その「武蔵野台地」にある何段もの「崖」を刻んだのは多摩川。一方、高低差を克服しながら東へ流れる江戸時代の多目的人工河川・玉川上水。両者を軸に、武蔵国や、そこに含まれる三多摩地方をみると、産業や社会のゆりかごは、実は地形だったとわかります。多数の詳細な凸凹地図を見ながら、水や交通路から、多摩・武蔵野を把握してみましょう。
目次 : 第1章 武蔵野台地の水と地形(井の頭池の水が突然澄んだのはなぜ?湧水池の多い標高50メートルライン/ 水を抜いて天日干しした井の頭池 カイツブリが繁殖し、湧水も確認? ほか)/ 第2章 戦国大名&国府と地形編(古代武蔵国の県庁ともいえる国府が府中に置かれた理由とは?/ 家康が秀吉のために建てた!?府中御殿―遺跡発掘で謎が明らかに ほか)/ 第3章 武蔵野台地の「道」と地形編(古代道路ミステリーその1 湿地や丘があっても一直線に造られた謎/ 古代道路ミステリーその2 途中必要だったのは、清水の存在? ほか)/ 第4章 多摩の鉄道と地形編(中央線―武蔵野台地を一直線に敷かれたのはなぜか?/ 京王線―武蔵野台地の尾根筋から崖線越えへ・小田急線―地形にこだわらずに多摩丘陵へ ほか)/ 付章 多摩地域暮らしの地理学編(武蔵野市518万円、足立区336万円 年収が高い人が多摩地域は23区より多い?/ 大学卒業者が多く住む市とそうでない市 八王子周辺に大学が多いのはなぜ? ほか)
【著者紹介】
内田宗治 : 地形散歩ライター、フリーライター。1957年東京生まれ。実業之日本社で旅行ガイドブックシリーズ編集長などを経てフリーに。旅と散歩、鉄道、自然災害、産業遺産に関するテーマで主に執筆。廃線跡歩きと廃川(はいせん)跡歩き、「歩き鉄」(歴史ある路線沿いを歩き尽くす)を実践中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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白いワンコ
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