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地形と地理で解ける!東京の秘密33 多摩・武蔵野編 じっぴコンパクト新書

内田宗治

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408338309
ISBN 10 : 4408338303
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan

Content Description

新宿あたりから西に向かって、徐々に東京都の地表は高くなっていく。その「武蔵野台地」にある何段もの「崖」を刻んだのは多摩川。一方、高低差を克服しながら東へ流れる江戸時代の多目的人工河川・玉川上水。両者を軸に、武蔵国や、そこに含まれる三多摩地方をみると、産業や社会のゆりかごは、実は地形だったとわかります。多数の詳細な凸凹地図を見ながら、水や交通路から、多摩・武蔵野を把握してみましょう。

目次 : 第1章 武蔵野台地の水と地形(井の頭池の水が突然澄んだのはなぜ?湧水池の多い標高50メートルライン/ 水を抜いて天日干しした井の頭池 カイツブリが繁殖し、湧水も確認? ほか)/ 第2章 戦国大名&国府と地形編(古代武蔵国の県庁ともいえる国府が府中に置かれた理由とは?/ 家康が秀吉のために建てた!?府中御殿―遺跡発掘で謎が明らかに ほか)/ 第3章 武蔵野台地の「道」と地形編(古代道路ミステリーその1 湿地や丘があっても一直線に造られた謎/ 古代道路ミステリーその2 途中必要だったのは、清水の存在? ほか)/ 第4章 多摩の鉄道と地形編(中央線―武蔵野台地を一直線に敷かれたのはなぜか?/ 京王線―武蔵野台地の尾根筋から崖線越えへ・小田急線―地形にこだわらずに多摩丘陵へ ほか)/ 付章 多摩地域暮らしの地理学編(武蔵野市518万円、足立区336万円 年収が高い人が多摩地域は23区より多い?/ 大学卒業者が多く住む市とそうでない市 八王子周辺に大学が多いのはなぜ? ほか)

【著者紹介】
内田宗治 : 地形散歩ライター、フリーライター。1957年東京生まれ。実業之日本社で旅行ガイドブックシリーズ編集長などを経てフリーに。旅と散歩、鉄道、自然災害、産業遺産に関するテーマで主に執筆。廃線跡歩きと廃川(はいせん)跡歩き、「歩き鉄」(歴史ある路線沿いを歩き尽くす)を実践中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 白いワンコ

    良書!多摩の魅力を、崖線にまつわる地理と歴史に感じる私には、素晴らしい内容でした。まだまだ知らないこと多いな・・・戦国時代ファンや鉄道ファンにも、気軽に手にして欲しい一冊です

  • シュークリーム・ヤンキー

    普段あまり読まない雑学系の本だけど、非常に面白かった。多摩川が作り出した地形が、武蔵野・多摩エリアの発展に大きく関わっていることがよくわかった。 分倍河原駅前にある新田義貞像とか、国分寺〜国立のアップダウン地形とか、玉川上水が作られた意味やその技術とか、身近なのに何も知らなかったことばっかり…。通学で中央線や南武線にお世話になっているが、自分は何も考えずこれらに乗っていたんだなぁ…と。もっと地形や歴史にアンテナを張りながら暮らそう、と思った次第。

  • U-G.Kintoki

    玉川上水がスゴすぎる。小学校の授業と社会科見学じゃ実感薄かったなあ。

  • アリョーシャ

    地形よりも歴史、鉄道寄りの内容だった。読みたいものと違ったので、また違う本を探さなければ。

  • Koji Yamada

    多摩地区地形オタクには必読書です。平安時代に12メートル幅の道路が整備されていたなんて、驚きました。

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