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発達と障害を考える本 3

内山登紀夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623045884
ISBN 10 : 4623045889
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2006
Japan

Content Description

目に見えにくい障害を理解するための最初の一歩。学校や家庭でよく見られるケースを本人の視点に立って解説した、子どもも大人も一緒に考え学ぶ絵本。本巻では、LDを取り上げる。〈受賞情報〉学校図書館出版賞大賞(第10回)

【著者紹介】
内山登紀夫 : 精神科医師。専門は児童精神医学。順天堂大学精神科、東京都立梅ヶ丘病院を経て、大妻女子大学人間関係学部教授およびよこはま発達クリニック院長。1994年、朝日新聞厚生文化事業団の奨学金を得て米国ノース・カロライナ大学TEACCH部シャーロットTEACCHセンターにて研修。1997〜98年、国際ロータリークラブ田中徳兵衛冠名奨学金を得てThe center for social and communication disordersに留学。Wing and Gouldのもとでアスペルガー症候群の診断・評価の研修を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • つくよみ

    図書館本:LD(学習障害)について、解りやすく解説した本。聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する。これらの「学習」する為に不可欠な能力についてなかなか身に付けることが出来ない為、知能自体に問題があるわけではないのだが、結果として、学習能力全般に影響を及ぼす障害。勉強の努力が実を結ばないことのストレス、失敗を繰り返す事によるストレスから、精神症を発症する事も有ると言う。日常生活からは障害の有無が解りにくいので、極端な苦手科目を持つ児童等に対しては注意深く見守り、LDの可能性を見極める必要があろう。

  • イスタ

    就学前検査で娘が引っかかってしまい、慌てて勉強中。娘は短期記憶が苦手らしく、通常クラスに通いつつ支援学級にも時々お世話になる事になりました。前から(私と似て)記憶力がないなぁと思っていたけれど、はっきり診断されるとショックでした。でも早い段階で分かってよかったです。今までも一定数いたであろう特質が今では検査で診断されるようになってきて、今後の対策ができるのでいい事なのかな。絵がたくさんあって振り仮名もついてるので、子供でも読みやすい。お兄ちゃんにも妹の特性を話したので、気になって読んでました。

  • tellme0112

    障害がわかりやすい。特性に配慮生してテスト受けさせてもらえたらいいね。しかし、40人の普通学級でこれが可能かどうか。

  • びすけっと

    2006年5月刊。LDはここ30年くらいで知られるようになってきた障害でしょうか。その原因がわかっていない(p.40)が発見を遅らせるのかなと思います。読むことが苦手なLDの文字の見え方(p.46)に驚かされました。学校も家庭も時間に追われる中で「自分のペースでできるように」(p.36-37)配慮、支援することは配慮、支援する側に一呼吸の間がとても大事になるのだろうと感じました。

  • くま

    分かりやす過ぎて良かったけど、個性と障害の間の境界線が無いだけに、悪くとられると逆にイジメの原因にもなったりしそうで、使い方教え方には十分注意しないといけないのかな、と思う。

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