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原子力の人類学 フクシマ、ラ・アーグ、セラフィールド

内山田康

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791772193
ISBN 10 : 4791772199
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan

Content Description

人類学者はフクシマからフランス、イギリスへ旅をした。放射性物質による汚染は人の目に映らない。そして個々の事故もまた、遠方のウラン鉱山から各地の再処理施設へとつながる巨大な、共生的に隠されたマシーンの一部に過ぎない。企業、政府、労働者、物質…原子力の周縁で絡みあう異なるエージェントたちの時間を追う、圧巻のスケールで描かれる人類学の新たなフィールド。

目次 : 第1章 核兵器廃絶の戸惑い/ 第2章 舞台上の涙/ 第3章 コタンタン半島の超自然/ 第4章 曖昧にしたまま進む/ 幕間 私は私に追いつかない/ 第5章 境界の浸透性/ 第6章 海辺を歩く/ 第7章 ホロビオントの海/ 幕間 時間と真実/ 解体された家/ 放射能は関係ない/ 主権の影

【著者紹介】
内山田康 : 1955年、神奈川県生まれ。社会人類学者。国際基督教大学を卒業後、東京神学大学を中退してアフリカで働き、スウォンジー大学、イースト・アングリア大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(ロンドン大学)で学ぶ。エディンバラ大学講師を経て、筑波大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takao

    ぐるんぐるん。うーん。

  • 滑稽ウツボ

    内山田康氏の本が出たというので読んだ。新聞に連載していたコラムが本になったというので、研究書というより一般書的な内容。原子力マシーンとそれを取り巻く環境世界、時間のスケールの違いに思いを馳せながら読んだ。

  • 龍太郎

    いろいろなエピソードが書かれており興味深く読めた。

  • yokkoishotaro

    バクテリアまで話が展開されて、アクティブな印象だった。ただ、僕個人的には、1度読んだだけでは腑に落ちない点も多くあったし、じっくり考える時間が必要だなと思った。

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