Books

図説妖怪画の系譜

兵庫県立歴史博物館

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309761251
ISBN 10 : 4309761259
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

恐怖や畏敬の対象だった妖怪が、形を与えられ、戯画や玩具の題材になり、現代では、水木しげるの登場で市民権を得、楽しむものとなった。妖怪画の歴史を絵巻から浮世絵、そして現代のマンガまでたどる。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ホークス

    妖怪は中世の絵巻以降、江戸時代を通じて様々な紙媒体で活躍した。黄表紙を含む草双紙、合巻、読本、浮世絵、北斎漫画等の漫画類、ポケモン図鑑的な化物尽くし、カルタ、双六、ペーパークラフト、アニメの先駆け的な幻灯。維新後もポンチ絵や新聞錦絵に現れるが、次第に時代遅れになっていく。これが戦後、紙芝居や貸本マンガを経由し、水木作品に至ってキャラクターとして勢いを取り戻す。本書は妖怪のこうした変遷を、豊富な図版で辿る。昔の造形を我々が理解できるのは水木氏の恩恵が大きく、改めて感謝の気持ちが湧いた。

  • れい

    【図書館】斜め読み。怖いものでもあり、ユーモラスなものでもあり、時代によって妖怪の存在も質の変化があるようです。妖怪漫画の紹介も載っていました。

  • 紅独歩

    兵庫県立歴史博物館の特別展「妖怪天国ニッポン−絵巻からマンガまで−」と連動した内容。国芳や暁斎と並んで諸星大二郎、今市子らが取り上げられている。妖怪漫画といえば水木しげる、という安易なくくりでないのが良い。画家だけでなく、収集・研究家にも言及しているのにも注目。室町時代に成立した「百鬼夜行絵巻」から、江戸の浮世絵・黄表紙を経て現代のマンガまで受け継がれた「妖怪」というイマジネーションは、私達の大きな財産だ。それは時には権力批判の隠れ蓑であり、時には旺盛な知識欲の発露であり、また疲弊した日常の癒しでもある。

  • 澤水月

    秀逸! 水木しげるのルーツも丁寧に図解と解説あり、「ぬらりひょんが妖怪の親玉」と言い切った昭和初期の妖怪画談全集、水木ブーム以前の紙芝居、貸本に多くあった「奇太郎もの」や戦前の都市伝説的な「コキカキイキイ」などをずらりと並べ圧巻。百鬼夜行抄などの現在進行形妖怪漫画にも触れておりかゆい所に手が届く09年刊の妖怪の教科書だ。絵と字のバランスも◎

  • takao

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト