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世界が日本のことを考えているー17賢人のメッセージ

共同通信社編

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784811807546
ISBN 10 : 4811807545
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ネグリは原発を「怪物」と呼び、アンダーソンは日本のナショナリズムに期待を寄せ、鄭浩承は韓国が日本にいちばん近づいた日々を語る…共同通信社が東日本大震災後、世界の賢人17人に「3.11文明を問う」というテーマで連続インタビューを敢行―そこから聞こえてくる真摯な問いかけに、われわれはどう答えるのか?識者から届けられた深い「共感」と「問い」の言葉。

目次 : 人は自分自身を救わねばなりません―ウ・ブニャ・サラ、アシン・バラ・サミ、ウ・パニャ・シリ(ミャンマー・僧侶)/ 日本よ、泣かないでください―鄭浩承(韓国・詩人)/ 自国のレベルに合わせてエネルギー源の多様化を―ワンガリ・マータイ(ケニア・環境保護活動家)/ 市民が力を取り戻す機会―レベッカ・ソルニット(米・作家)/ “全能”のおごりを捨てるとき―マリナ・シルバ(ブラジル元環境相)/ 指導者は真実のみを語れ―エドアルド・シェワルナゼ(ソ連元外相)/ 人類は原子力を制御できない―ゲアハルト・シュレーダー(ドイツ前首相)/ 発揮された日米のパートナーシップ―ウォルター・モンデール(米元副大統領)/ 絶望に響く言葉の力―マリオ・バルガス・リョサ(ペルー・作家)/ 原子力は「怪物」である―アントニオ・ネグリ(伊・政治哲学者)〔ほか〕

【著者紹介】
加藤典洋 : 1948年、山形市生まれ。文芸評論家。85年、『アメリカの影』でデビュー。97年、『敗戦後論』で論壇に衝撃を与えた。早稲田大学教授。小林秀雄賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 左手爆弾

    それぞれのインタビューは短いながらも、重要なことを指摘していると思う。個人的にはアントニオ・ネグリの「原発はリヴァイアサンである」というテーゼが面白かった。原発は原発だけで終わらず、国家の全システムを巻き込んで成長していく・・・というのは、原発問題の本質の一端を突いている。日本から距離が離れているせいか、あまり正確ではないことを言う人もいる。だが逆にそれが大局的にものごとを見ることを可能にしているのかもしれない。むしろ世界からこういった声があるにも関わらず、日本国内の言論状況はさほど大局的とも思えない。

  • yuzuriha satoshi

    3.11後の日本に向けて 17賢人からのメッセージ 僧侶、詩人、環境活動家、哲学者、映画監督、元大統領、副大臣、元外相などなど シェワルナゼ、シュレーダー、ワンガリ・マータイ、レスター・ブラウンといったなじみ深い人たちも名を連ねる 各人の文章は少ない そこにそれぞれの辿ってきた道筋と3.11後にどこへ向かうのが正しいのか 各賢人の考えががコンパクトにわかりやすく語られている この本を入口にして賢人たちの著作に触れる入口になる ただ章の終わりにつけられた「インタビューを終えて」は蛇足 記者の感想は賢人の考え

  • takao

    ふむ

  • 19May

    「馬鹿な指導者によって国が衰退しているのは、国民が賢くないからだ。公正と正義を実現する政府は、ただでは手に入らない」ミャンマーの高僧が自国民に対して述べた言葉だが、小生にも心当たりがあり、耳が痛い。

  • メルセ・ひすい

    15-155 ☆鄭浩承⇒日本よ、泣かないでください ☆三人のミャンマー僧侶 レベッカ・ソルニット マリナ・シルバ ゲアハルト・シュレーダー アントニオ・ネグリ レスター・ブラウン アブドル・カラム マリオ7?バルガス・リョサ ヨハン・ガルトゥング アビチャポン・ウィーラセタクン… ナショナリズムと“フクシマ後”の関連を論じるアンダーソン、そしてチェルノブイリ発生時に外相だったシェワルナゼは何を語るのか…。共同通信社による、世界の賢人17人へのインタビュー連載に大幅加筆した1冊。 解説:加藤典洋

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