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職業治験 治験で1000万円稼いだ男の病的な日々

八雲星次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344024496
ISBN 10 : 4344024494
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

まだ開発段階の「新薬」を飲んで飲んで飲みまくり…。その薬のデータを取るために採血の連続。治験歴7年、トータル入院日数365日、採血数900回。報酬金額1000万円。割がいいのか、悪いのか。絶対にオススメしないお金の稼ぎ方。

目次 : 第1章 プロ治験者の優雅なる日常(薬漬けの極楽生活/ 怠け者さん、いらっしゃい ほか)/ 第2章 初めての治験、その前に(アルバイト情報誌には載らない募集/ 安全な治験に心揺れる日々 ほか)/ 第3章 安楽入院生活へようこそ(抜き打ち検査の洗礼/ 入院食にほろり ほか)/ 第4章 誰も教えてくれない治験の裏事情(薬九層倍ボロ儲けの現実/ 薬が試される四段階の治験ステージ ほか)/ 第5章 至れり尽くせり海外治験(圏外からの誘惑の電話/ 中国東方航空でロンドンの病院へ ほか)/ 第6章 プロ治験者の末路(世間からの冷たい風/ 長谷川教授のその後 ほか)

【著者紹介】
八雲星次 : 莫大な労力と精神力を使い就職した一部上場会社をたった2カ月でやめる。その後、アルバイトなども一切せず、7年間治験者で生計を立て今日に至る。トータル入院日数365日、採血数900回、日本だけに留まらず海外での治験も数多く体験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 夜長月🌙新潮部

    治験のお金で生計を立てている人がいるのを初めて知りました。プロ治験者です。みなさんも治験バイトはお金がいい(数週間で30〜50万円)。などと噂で聞いたことがあるかもしれません。しかし治験募集はアルバイトサイトには載っていません。治験で支払われるお金は「労働に対する報酬ではなく」交通費等負担軽減費というボランティアの方々に対する経費のお支払いに過ぎないからです。私は2度治験に参加したことがありますが食事はおいしいし、暇な時間は見たかったテレビドラマをまとめてみたりで好印象ですが続けてはちょっと考えられません

  • なると

    持病で病院行ったら新薬の治験の誘いがあった。先進医療を試せる機会ではある。しかし、言ってしまえば人体実験、それいつの時代の話だよって感じだけど、ちょっと調べてみようかと思い読む。著者は第I相試験という健康な成人を対象として、薬の安全性や、体内に吸収されるかを調べる治験の体験記で、楽して稼ぎたい一心の自堕落な方でした(笑)私は第III相試験の依頼で、実際の治療に近い形での薬の効き目と安全性を確認する治験なので、あまり参考にはならず。でも幾多の治験に参加した著者はなにもなかったとのこと、一つの参考。

  • shikada

    開発中の新薬を飲んで副作用などを調べる「治験」で7年間食ってきたプロの記録。薬は原価が安く、新薬ができれば利益が大きい。そのため製薬会社は、新薬開発に惜しまず投資する。その一端が治験で、三食付きで20日間入院で60万円もらえたりする。一度治験を受けると4ヶ月は治験を受けられないうえ、40歳を超えると案件はぐっと減る。飛行機代が出る海外の治験まであるとは恐れ入った。

  • fu

    大学入学したての頃、顔見知りの先輩に「昼食代に」とお金を渡されたことがある。昼ご飯を奢るから一緒に食べよう、という訳ではなかったので、遠慮したところ「自分は治験のアルバイトをしていてお金があるから気兼ねせず使え」と学食の何倍ものお金を渡された。その後、薬の副作用の怖さを知る度に彼のその後を案じずにはいられなかった。本書では普段語られることのない薬品の裏事情が垣間見れて興味深い。著者は20代だが、治験定年はほぼ40歳。医者の兄と、働かず楽してお金を儲けたい一心で治験で生計を立てる弟(著者)が対象的。

  • ヨータン

    今まで一度も想像したことのない人生がそこにはあって、読んでいて気持ち悪くなって仕方がありませんでした。でも読んでよかったです。楽して生きようと思えばいくらでも道が提供されている日本って幸せな国だなと思いました。治験に関しては20代、30代の成人男子に限られているけど。

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