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待機児童(仮)保育の充実と女性活躍の両立のために(仮)

八田達夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535559431
ISBN 10 : 4535559430
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

無償化で混迷を深める保育政策を問い直す。ポピンズの中村紀子、フローレンスの駒崎弘樹らによる現場の声、各自治体が着実に進めてきた施策の成果を吟味し、経済学の視点から目指すべき待機児童対策を、緊急提言!従来の保育政策の規定は、恵まれない家庭の児童保護と親の就労支援という、異なる目的が同居する点に無理があった。質の高い保育と親の就労支援を両立させるために真に必要な政策を打ち出す、必読の書。

目次 : 待機児童対策の展望/ 第1部 事業者による改革の提案(インタビュー)(保育士不足問題の解決策/ 現場のニーズに対応した保育改革の必要性/ 民間事業者から見た保育政策のあり方)/ 第2部 自治体による解決の取り組み(インタビュー)(横浜市の保育政策「横浜方式」の核心/ 地域力が生み出す江戸川区の保育政策/ 待機児童ゼロを目指す東京都の試み)/ 第3部 保育政策への提言(介護保険との比較で見た保育制度改革/ 今後とるべき待機児童対策)

【著者紹介】
八田達夫 : 1943年生まれ。1966年国際基督教大学教養学部卒業。1973年ジョンズ・ホプキンス大学経済学部博士(Ph.D.)。ジョンズ・ホプキンス大学助教授・准教授・教授、大阪大学教授、東京大学教授、政策研究大学院大学学長、経済同友会政策分析センター所長などを歴任。現在、アジア成長研究所理事長・所長(2013年から所長。2018年から理事長を兼務)。国家戦略特区諮問会議議員、同会議ワーキンググループ座長等も務める(2014年‐)。主著:『年金改革論』(共著、日本経済新聞社、1999年、日経・経済図書文化賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • えちぜんや よーた

    待機児童が発生する現象は需要が多くて供給が少ないからだ。需要過多になる原因は保育サービスの利用者に見える価格が低すぎるからで、供給過少となる原因は株式会社立の保育事業が少ないから。需要の方は本来のサービス価格を表示して、利用者に保育バウチャーを配布する。価格が分かることで過剰な需要が抑制される。2つめは株式会社立の保育事業者の参入を奨励すること。株式会社立のメリットは規模の経済を追求できる(給食の食材などを大量に発注できるなど)。「お上の配給」で決まる統制経済を市場経済に近づけることが必要。

  • カッパ

    どのような対策がされているのか気になったのでよんでみた。現状を説明した後に横浜、江戸川区、東京都などの対策についてインタビューしたものがのっている。対策はなされどんどんと変わっていっている。認証保育園というのものがあったり、小規模保育でも認可されている。これからもあるものをうまく活用するような仕組みづくりがさていけばと思う。

  • takao

    ふむ

  • すのす

    新しく出た保育政策の本が珍しく、入手。事業者や地方自治体担当者のインタビューがあり、フェアだし、また双方ともに現状への厳しい意見が多く、参考になる。なお、モノによってはインタビュー時点が4,5年前であり、本が出版された2019年春の時点では克服された論点もあるので、政策側も無策では無い。八田先生編集で八代先生、鈴木亘先生と規制改革を推進する先生の論考も、これまでのご主張と同様。気になるのは、保育の質をどう考えどう捉えているのかということ。ただでさえ難しいのに、市場競争化するとますますややこしくなる。

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