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忘れられた日本史の現場を歩く

八木澤高明

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784777824618
ISBN 10 : 4777824616
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

気鋭のノンフィクション作家が、自らの足で日本の“裏面史”を歩いた記録的一冊!

呪術、遊廓、廃村、平家落人、サンカ、アテルイ、アイヌ、太平洋戦争跡、隠れキリシタン、墓地群‥もう間もなくでこの日本から消えてしまう19カ所をめぐる。

本企画では、ノンフィクション作家であり、カメラマンでもある八木澤高明氏が、様々な理由で「日本史」において忘れられてしまった場所や遺構を訪れ、写真と文章によってその土地に眠る記憶を甦らせていきます。
日本史の“陰”の部分にスポットを当て、従来とは異なる視点から「歴史散歩」を提唱し、日本史好きはもちろん、ここ数年再び盛り上がりを見せている民俗学の視点でも楽しめる一冊となっています。

<構成案>
●独自の呪術信仰“いざなぎ流”/拝み屋が暮らす集落(高知県香美市) 
●パンデミックの悲劇/面谷村(福井県大野市) 
●インドから帰ってきた女性/からゆきさんがいた村(山口県岩国市) 
●蝦夷に流れ着いた和人たちの城/志海苔館(北海道函館市) 
●かつて栄えた風待ちの港/大崎下島(広島県呉市) 
●『遠野物語』に記された“デンデラ野”/姥捨山(岩手県遠野市) 
●海外への出稼ぎ者が多かった土地/あめりか村(静岡県沼津市) 
●本州にあったアイヌの集落/夏泊半島(青森県東津軽郡平内町)
●朝廷に屈しなかった蝦夷の英雄/人首丸の墓(岩手県江刺市) 
●国家に背を向けた人々の“聖域”/無戸籍者たちの谷(埼玉県秩父市ほか) 
●飢饉に襲われた弘前の地/菅江真澄が通った村(青森県つがる市) 
●800年前から続く伝説/平家の落人集落と殺人事件(山口県周南市) 
●潜伏キリシタンが建てた教会/中通島(長崎県南松浦郡新上五島町) 
●飢饉で全滅した三つの村/秋山郷(長野県下水内郡栄村ほか)
●難破船と“波切騒動”/大王崎(三重県志摩市) 
●本土決戦における重要拠点/館山湾(千葉県館山市) 
●古来より遊女が集まる場所/青墓宿(岐阜県大垣市)

【著者紹介】
八木沢高明 : 1972年神奈川県横浜市生まれ。ノンフィクション作家。写真週刊誌カメラマンを経てフリーランスとして執筆活動に入る。世間が目を向けない人間を対象に国内はもとより世界各地を取材し、『マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅』で第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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