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ISBN 10 : 4065292182
Content Description
私たちが常日頃から経験し、わかったつもりになっている、「ときのながれ」なるものは、実はどこにも存在しない!「ゆるい関係説」、「カテゴリーミステイク」、「現在主義」など、キーフレーズを通して当たり前の認識を検証し、「カントの散歩」、「棚から無理数」、「みずみずしくない水」など、不思議で魅力的なメタファーを自在に操りながら、「時間」という限りなく身近でどこまでも深遠な概念について、読者が自分の頭で考えることをやさしく促す。哲学の大家が自らの実践を通して示す、知的刺激に満ち、あらゆる応用可能性にひらかれた、究極の論理的思考マニュアル!
目次 : 第1章 そもそも時間とは?(目に見えない時間は信じない?/ ポーランド国旗:うごきがない変化 ほか)/ 第2章 時間はもの?(フルーツゼリー:空間の「メタ容器」説/ ナプキン:時間は境界)/ 第3章 インテルメッツォ:ジョン・マクタガート・エリス・マクタガートの介入/ 第4章 ときはながれる?(両国橋から見おろす:「ながれる」の意味/ 棚から無理数:「ときはながれる」はナンセンス ほか)/ 第5章 いまあるのみ?(オプティミスト従姉:未来はある?/ 過去はあった:過去はない ほか)
【著者紹介】
八木沢敬 : 1953年生まれ。プリンストン大学Ph.D.哲学。現在、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校人文学部哲学科教授。専攻は、分析哲学、形而上学、言語哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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