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パラレル・ライティング入門 12人の文豪に学ぶ文章力と社会人基礎力

入部明子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784469222661
ISBN 10 : 4469222666
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

12作家12作品をとおして「書くために読む」=パラレル・ライティング、豊かな人間性を伝えるコミュニケーション能力を養う。

目次 : ガイダンス(書くために読む/ パラレル・ライティングとは/ プロットと文章作成の型/ 社会人基礎力を高める/ 本書の効果的な使い方)/ 本編(悪妻論―坂口安吾/ 牛鍋―森鴎外/ 革トランク―宮沢賢治/ 旅行の今昔―幸田露伴/ 蚤―斎藤茂吉 ほか)

【著者紹介】
入部明子 : 1964年福岡県生まれ。筑波大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、つくば国際大学医療保健学部医療技術学科教授。大学図書館長。文化庁文化審議会国語分科会委員。専門は日米の比較言語教育学。陪審員制度を持つアメリカの文章作成法「パワー・ライティング」に注目し、民主主義を支える論理的な表現力について研究。特に裁判員制度と言語力に関する研究成果は、著書や雑誌連載などで多数発表している。2002年度から2012年度までNHKラジオ高校講座『国語表現1』の監修・講師を務め、2014年度から2017年度までNHKテレビ『国語表現』(Eテレ)で監修・講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 虎哲

    まず12人の文豪による短編アンソロジーとして面白い。12作品に5つの文章作成の型と12の社会人基礎力が当てはめられており、それに基づく解説によって新たな視点で作品を読める。梶井基次郎「檸檬」の解説はなるほど、このように見ていくと彼の上手さがよく分かる。本書を支える「読むために書く」というコンセプトに解説が合っている。前作は所謂実用文の書き方に寄っていたので、入部先生の紹介するPWの幅の広さを感じた。敢えて言えば「書く」ことに対するアプローチが一層欲しかった。分析から創作の壁をどう超えていくか問われている。

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