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ISBN 10 : 4801307914
Content Description
有刺鉄線、五寸釘マット、電流爆破、地雷、サソリ、マムシ‥プロレスの極北、デスマッチを語る!
デスマッチ――それは数あるプロレスのルールの中で、もっとも過激で危険なもの。戦う者の手首を鎖でつなぐチェーンデスマッチ、金網の中で闘う金網デスマッチなど、デスマッチ自体は古くから存在したが、それが飛躍的に進化したのが、90年代の日本た。1989年、涙のカリスマ・大仁田厚が5万円の資金でFMWを立ち上げ、過激なデスマッチ路線を驀進。そして有刺鉄線電流爆破デスマッチという大発明を成し遂げた。従来のプロレスにはないデンジャラスな血の匂い――それをかぎつけたファンがFMWの会場に殺到し、他団体のインディー戦士たちも我先にとデスマッチという冥府魔道へ突き進んでいった。
本書はそんな90年代に青春を送った元専門誌ライターの著者が見たデスマッチの記憶。有刺鉄線、五寸釘マット、電流爆破、地雷、サソリ、マムシ‥‥、デスマッチがあると聞けば全国を飛び回り、会場に足を運び、150試合超を観戦した。果たしてその時、会場で
はどんなドラマが繰り広げられていたのか。プロレス黄金時代である90年代の記憶をたどる、プロレス史に遺すべき一冊!
【著者紹介】
入江ゐりゑ : 1992年より放送作家として活動。その後、アイドル雑誌、声優雑誌、実話誌、スポーツ新聞などでライターを経験。1999年に『Lady’sゴング』に寄稿するようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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