Books

淋しき越山会の女王 精選ルポルタージュ集 中公文庫

児玉隆也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122076020
ISBN 10 : 4122076021
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

〈昭和・光と影〉
三十八歳で早逝したルポライターが三年間に発表した作品の中から、戦後の湿度を色濃くまとった日本人の姿を掬いとった秀作ルポルタージュを厳選。
田中首相退陣の契機となった表題作をはじめ、死と闘う自らを描いた闘病記「ガン病棟の九十九日」も収める。

【著者紹介】
児玉隆也 : 1937年兵庫県生まれ。60年、早稲田大学卒業後に光文社入社。『女性自身』編集部を経て72年よりフリーに。『文藝春秋』1974年11月号に発表した表題作「淋しき越山会の女王」は田中角栄首相退陣の契機となり、文藝春秋読者賞を受賞。著書に『一銭五厘たちの横丁』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)などがある。1975年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 100

    ひらひらと、蝶のように舞う文章での一撃が強烈な表題作。他は、向ける矛先を逡巡する、時代の被害者達の声を拾い上げたルポ。いずれも話し言葉、証言者の口振りを交えた独特の文体でじわじわと核心に迫る。それは、自身の病気に対しても。さまざまに発表された物だが、まとめて読むと確立された作風があり、一冊の作品としてすばらしい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items