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功利主義入門 はじめての倫理学 ちくま新書

児玉聡

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480066718
ISBN 10 : 4480066713
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
児玉聡 ,  

Content Description

倫理学とは「倫理について批判的に考える」学問である。すなわち、よりよく生きるために、社会の常識やルールをきちんと考えなおすための技術である。本書では、「功利主義」という理論についてよく考えることで、倫理学を学ぶことの意義と、その使い方を示す。「ルールはどこまで尊重すべきか」や「公共性と自由のあり方」という問いから「幸福とは何か」「理性と感情の関係」まで、自分で考える人の書。

目次 : 第1章 倫理と倫理学についての素朴な疑問/ 第2章 功利主義とは何か/ 第3章 功利主義者を批判する/ 第4章 洗練された功利主義/ 第5章 公共政策と功利主義的思考/ 第6章 幸福について/ 第7章 道徳心理学と功利主義

【著者紹介】
児玉聡 : 1974年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。博士(文学)。現在、東京大学大学院医学系研究科専任講師。専門は、倫理学・政治哲学。功利主義を軸にして英米の近現代倫理思想を研究する。また、臓器移植や終末期医療等の生命・医療倫理の今日的問題をめぐる哲学的探求を続ける。著書に『功利と直観―英米倫理思想史入門』(平成23年度日本倫理学会和辻賞受賞、勁草書房)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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書名の通り、倫理学における功利主義がどの...

投稿日:2021/03/02 (火)

書名の通り、倫理学における功利主義がどのようなものかについて描かれている。平易な表現で書かれており、大学で哲学や倫理学の講義を受けたことのない場合でも、独学で読み進められる入門書である。功利主義には批判も多く、また誤解も招きやすいが、本書を読むことで、功利主義が何であるか、そして何でないかについて理解できる。

ai さん | 不明 | 不明

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