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ISBN 10 : 4480066713
Content Description
倫理学とは「倫理について批判的に考える」学問である。すなわち、よりよく生きるために、社会の常識やルールをきちんと考えなおすための技術である。本書では、「功利主義」という理論についてよく考えることで、倫理学を学ぶことの意義と、その使い方を示す。「ルールはどこまで尊重すべきか」や「公共性と自由のあり方」という問いから「幸福とは何か」「理性と感情の関係」まで、自分で考える人の書。
目次 : 第1章 倫理と倫理学についての素朴な疑問/ 第2章 功利主義とは何か/ 第3章 功利主義者を批判する/ 第4章 洗練された功利主義/ 第5章 公共政策と功利主義的思考/ 第6章 幸福について/ 第7章 道徳心理学と功利主義
【著者紹介】
児玉聡 : 1974年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。博士(文学)。現在、東京大学大学院医学系研究科専任講師。専門は、倫理学・政治哲学。功利主義を軸にして英米の近現代倫理思想を研究する。また、臓器移植や終末期医療等の生命・医療倫理の今日的問題をめぐる哲学的探求を続ける。著書に『功利と直観―英米倫理思想史入門』(平成23年度日本倫理学会和辻賞受賞、勁草書房)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/03/02 (火)
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