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アイヌ語地名の歴史 歴史文化ライブラリー

児島恭子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642306041
ISBN 10 : 4642306048
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

独特な響きをもち、アイヌ語を起源とする北海道の地名。地形や自然環境を語る地名がほとんどだが、人々が生活をしていく上での行動や世界観が示されたものである。アイヌの文化・歴史としての地名を解き明かす。

目次 : アイヌ語地名の世界―プロローグ/ アイヌ語と地名(蝦夷地のアイヌ語地名の記録と解の歴史/ 北海道のアイヌ語地名/ 言語学と地名)/ 地名のアイヌ文化(ウェン地名/ ピリカ地名/ 山の名/ 身体地名)/ 採集・漁猟と地名(植物地名/ 動物地名/ 魚介類)/ 地名伝説の形成(アイヌ古老の地名解釈と地名説話/ カムイ地名/ 伝承の変化)/ 地名の古層(川の系図/ コッ/ 名づけに潜む歴史)/ 歴史の記憶としてのアイヌ語地名―エピローグ

【著者紹介】
児島恭子 : 1954年、東京都に生まれる。2002年、博士(文学)。元札幌学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やいっち

    なんとか通読したが、アイヌ語地名の研究の困難さを思い知らされただけに終わった…….。「トマム、アポイ、クッシャロ、サロマなど、独特な響きをもつ北海道の地名。アイヌ語を起源とするため、カタカナや読めない漢字表記の地名も多い。地形や自然環境を語る地名がほとんどだが、人びとが生活をしていく上での行動や世界観が示されたものでもある。」

  • ドラマチックガス

    「アイヌ語地名」の「歴史」。よくよく考えると不思議なタイトル。多くの偉大な先達が論考しまとめたアイヌ語地名の解釈を著者なりに再検討し整理した本。読んでいると面白いのだけれど、いかんせん読み終わると細かいことを覚えていない。取り敢えず、「聞きかじった表面的なアイヌ語知識をそのまま当てはめて地名を理解した気になるな」ということはとても伝わった。

  • やいっち

    なんとか通読したが、アイヌ語地名の研究の困難さを思い知らされただけに終わった…….。「トマム、アポイ、クッシャロ、サロマなど、独特な響きをもつ北海道の地名。アイヌ語を起源とするため、カタカナや読めない漢字表記の地名も多い。地形や自然環境を語る地名がほとんどだが、人びとが生活をしていく上での行動や世界観が示されたものでもある。」

  • Teo

    観光地でよく言われるアイヌ地名は「AはBと言う意味」程度で、単なる直訳で納得していたが、いや、そんな簡単な話ではないと言うアイヌ地名の話。カムイコタンなんて、神様が居る村程度の理解だったけどそうじゃなかった。頭に付く一文字がそんな意味で、そう言う場所に付くのかとも分かった。

  • Go Extreme

    アイヌ語地名の世界: 山田地名学へのオマージュ エキゾチックな地名 アイヌ語と地名: 蝦夷地のアイヌ語地名の記録と解の歴史 宣教師の記録 松浦武四郎 北海道のアイヌ語地名 チェンバレンとバチュラー 金田一京助 言語学と地名 アイヌ語地名の古さ・寛容 地名のアイヌ文化: ウェン地名 ピリカ地名 山の名 身体地名 採集・漁猟と地名: 植物地名 動物地名 魚介類 地名伝説形成: アイヌ古老の地名解釈と地名説話 カムイ地名 伝承の変化 地名の古層: 川の系図 コッ 名づけに潜む歴史 歴史の記憶としてのアイヌ語地名

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