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Sfマガジン連載版 果しなき流れの果に / 百億の昼と千億の夜 / 戦闘妖精・雪風

光瀬龍

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152104519
ISBN 10 : 4152104511
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

SFマガジン誌上での連載から半世紀の歳月を経てもなお、日本SFのオールタイム・ベストとしてランクインし続ける不朽の名作3長篇。その原点たる連載時の誌面を完全復刻、詳細な解説やコラムを付して合本のうえ、豪華装幀を施しておくるファン必携の1冊。

【著者紹介】
小松左京 : 1931年、大阪府生まれ。京都大学文学部卒。62年、投稿短篇「易仙逃里記」が〈SFマガジン〉に掲載されてデビュー。たちまち同誌の常連執筆者となる。70年、大阪万博に委員として参加。同年、国際SFシンポジウムの実行委員長も務める。73年、『日本沈没』がベストセラーとなり、同作で翌年の第27回日本推理作家協会賞を受賞。80年から日本SF作家クラブの第三代会長を務める。85年、『首都消失』で第6回日本SF大賞を受賞。2000年から小松左京賞を創設するなど、作品以外の形でも国産SFの発展に多大な貢献を果たした。2011年7月没

光瀬龍 : 1928年、東京生まれ。東京教育大学理学部卒業後、文学部哲学科に学ぶ。1962年〈SFマガジン〉に発表した「晴の海1979年」で本格的作家デビュー。1999年7月、没

神林長平 : 1953年、新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作「狐と踊れ」で作家デビュー。『敵は海賊・海賊版』、『グッドラック 戦闘妖精・雪風』などの長短篇で、星雲賞を数多く受賞。1995年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した(以上、早川書房刊)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひさか

    2025年8月早川書房刊。当時の印刷物からそのまま完全復刻した誌面が興味深い。小松さん、光瀬さんの代表作がこんな形で今読めたのが嬉しい。「小松左京自伝自作を語る」の収録も嬉しく、高橋和巳さん、開高健さんとのやり取りも良かった。光瀬さんがこの作品は前編だと語った宮野由梨香さんの解説の収録は貴重。連載版、単行本版、加筆版の3パターンのラストかあるという話にも驚き。神林さんの雪風も当時の連載形式で最終回までたどるとまた違う趣があり、感慨もひとしお。いや、3作品とも感慨ひとしお。SFマガジン恐るべしです。

  • TI

    2025年SFマガジンでオールタイムベストで国内4位の「果しなき流れの果に」3位の「百億の昼と千億の夜」9位の「戦闘妖精・雪風」が1冊に纏められている。しかも連載時のまま。後の改定版などだと結末も変わっているのもあるらしいのでこれはこれでいいのか。すごいボリューム。

  • aki

    まずは『果しなき』。いわずとしれた日本最高峰の大傑作。SFマガジン版を読むのは60年ぶりか。毎月、買った当日に3回ぐらい読んで、その後も繰り返し読んで、翌月になると、ボロボロになってました。1〜3章まではプロローグみたいなもので、実際に「事件」が始まるのは第4章だから、当時から、もうちょっと書いてくれや、と思ってました。やっぱ拝時教徒の集会の後、短編「お糸」を入れる手はあるね。ルキッフの側も頑張ってるよね、という話になるし。ルキッフが何者か、アイが何者かがわかってしまう「結晶星団」も入れ込んでほしいな。

  • aki

    続いて『百億』。記憶の中にある連載版とは、えらく違っているが(60年経っているからね)、記憶通り疾走感は単行本を上回るな。持っている単行本は日本SFシリーズの一冊で、それを読んだ時(連載から半年後ぐらいに刊行)、小説としての完成度は高まったかもしれんが、疾走感は薄まったなと感じたものだ。転輪王も実体のない単行本より、ささやかな存在ではあるが、死すべき定めを持ったものとして描かれた連載版のほうが好ましかった。解説を読んで初めて知ったが、単行本に、さらに直しを入れた加筆タイプが存在するのね。正直期待できんな。

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