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ISBN 10 : 410603820X
Content Description
西郷が目指した「国のかたち」とは、何だったのか―?アジアか西洋か。道徳か経済か。天皇か革命か―日本人はいつも自らが理想とする「国のかたち」を西郷に投影し、「第二の維新」による「もう一つの日本」の実現を求めてきた。福澤諭吉、中江兆民、頭山満から、丸山眞男、橋川文三、三島由紀夫、司馬遼太郎、江藤淳まで、西郷を論じ続けてきた思想家たちの一五〇年から、改めて「日本のかたち」を問い直す。
目次 : 第1章 情報革命―福澤諭吉『丁丑公論』と西南戦争/ 第2章 ルソー―中江兆民『民約訳解』と政治的自由/ 第3章 アジア―頭山満『大西郷遺訓講評』とテロリズム/ 第4章 天皇―橋川文三『西郷隆盛紀行』とヤポネシア論/ 第5章 戦争―江藤淳『南洲残影』と二つの敗戦/ 終章 未完―司馬遼太郎『翔ぶが如く』の問い
【著者紹介】
先崎彰容 : 1975年、東京都生まれ。東京大学文学部倫理学科卒。東北大学大学院博士課程を修了、フランス社会科学高等研究院に留学。2016年より日本大学危機管理学部教授。専門は日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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パトラッシュ
読了日:2022/11/15
えちぜんや よーた
読了日:2018/05/25
Y2K☮
読了日:2025/08/06
おさむ
読了日:2018/09/13
Y2K☮
読了日:2024/06/20
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