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荒木大輔のいた1980年の甲子園

元永知宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087808490
ISBN 10 : 4087808491
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第100回大会を迎える夏の甲子園。

1980年、その第62回大会で背番号「11」をつけた
早稲田実業の1年生投手、荒木大輔が旋風を巻き起こす。
準決勝までの5試合を無失点に抑える快投を見せ、
惜しくも優勝は逃したものの、全国の野球ファンを魅了した。

あの夏、世の中は荒木大輔を中心にまわっていた。
日本中で「大輔ギャル」が悲鳴をあげ、
その熱狂は高校野球を超えた社会現象となった。

早実のエースとなった荒木は、春のセンバツを含めて
5大会連続での甲子園出場を果たす。

なぜ、荒木の早実は東京で負けなかったのか。
なぜ、全国の頂点に立つことはできなかったのか。

あまりに有名でありながら、その内実は知られていない
2年半の出来事を、荒木大輔本人と関係者たちに取材。

荒木と公立中学で同級生だった宮下昌己(元中日)、
早実のチームメイトだった佐藤孝治と石井丈裕(元西武)、
東東京でしのぎを削った二松學舎大附の市原勝人をはじめ、
甲子園で戦った愛甲猛(元ロッテ)、金村義明(元近鉄)、
川相昌弘(元巨人)、三浦将明(元中日)、畠山準(元南海)、
さらにプロで荒木を迎えた早実の大先輩・大矢明彦などの
貴重な証言により、当時の状況が明かされていく。

高校野球の歴史のなかでも、もっとも熱く、
もっとも特異な荒木大輔フィーバーの真実に迫る
圧巻のスポーツ・ノンフィクション。


【目次】
第1章 世界一の少年 リトルリーグ世界大会優勝
第2章 降臨 背番号11の1年生エース
第3章 惜敗 力を出し切れなかった優勝候補
第4章 圧倒 東京では負けなかった早実
第5章 破壊 すべてを失った最後の夏
第6章 憧れ 荒木大輔になれなかった男
第7章 決断 ドラフト1位でスワローズへ
第8章 復活 右ひじ手術からの日本一
第9章 その後 甲子園のアイドルのいま

【著者略歴】
元永 知宏(もとなが ともひろ)
1968年、愛媛県生まれ。立教大学野球部4年時に、
23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験。大学卒業後、
ぴあ、KADOKAWAなど出版社勤務を経て、フリーランスに。
著書に『期待はずれのドラフト1位 逆境からのそれぞれのリベンジ』
『敗北を力に! 甲子園の敗者たち』(岩波ジュニア新書)、
『殴られて野球はうまくなる!?』(講談社+α文庫)、
『敗者復活 地獄をみたドラフト1位、第二の人生』
『どん底 一流投手が地獄のリハビリで見たもの』(河出書房新社)がある。


【著者紹介】
元永知宏 : 1968年、愛媛県生まれ。立教大学野球部4年時に、23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験。大学卒業後、ぴあ、KADOKAWAなど出版社勤務を経て、フリーランスに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっしー

    本当、あの1980年は、荒木大輔の時代だった。子供ながらに、あの格好良さと強さに憧れ、こんな歳になっても、私の中では、永遠のアイドル。プロとなり、手術して、復帰でき、勝利投手として、お立ち台に立った大ちゃんの姿は忘れられない。先輩の大矢さんが、こんなに支えてくれていたとは知らなかった。2軍監督として充実してる様子も知れて、嬉しい。そして、小沢さん。高校野球の監督として、甲子園に行かせてあげたかった。

  • チョビ

    正直若かりし頃の「荒木大輔」はよく知りません。むしろ怪我して苦労して這い上がってきた頃の顔つきが、若い頃の写真より数万倍イケてると思って、ファンになったんですよねー。実際読んでると、多分高校生の荒木大輔は好きにならなかったと思う。立派な方とは思うけど、皆さんの危惧は、わかる気がする?。

  • lonely_jean

    才能はある。それをがむしゃらに研いて伸ばしきろうとしなくても、それなりにいいところまではいける。だからそれでいい。きれいに勝つ。それが早実…といわれて、田舎者で特に才能もない私が共感できるわけがない。斎藤佑樹や清宮幸太郎に共通するものは見出だせるが。清宮はこれからどうなっていくのだろうか。

  • はなちゃん。

    同世代のKKより、少し上のこの世代に憧れを持ったんだなあと改めて思った。この世代、お兄ちゃんだったなあ。

  • トライ

    主に高校時代の荒木大輔について、関係者のインタビューを交えながら書いた本。当時の荒木の別格具合もわかる。精神状態とか特に。 92年の荒木の復活した試合はたまたま見に行ってたんだけど、あの盛り上がりというか球場の唸りというかは忘れられないです。 親子連れのお父さんがめっちゃテンション上がってたのよく覚えてる。 頭も良くて、いろんな経験もして、いいコーチにと思ったらそうでもなかったのは残念だけど、いい二軍監督なのかもしれない。 読むまでハムの二軍監督なの忘れてましたw

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