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思い出菓子市 お江戸甘味処 谷中はつねや 幻冬舎時代小説文庫

倉阪鬼一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344430983
ISBN 10 : 4344430980
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

江戸の老舗七軒と見本市へ見世を出す新参者はつねや。音松とおはつ夫婦はそこで客のうっすらした記憶の中の「思い出菓子」の注文を受けることにした。初日、二日目、思い出菓子に客はない。最終日ようやく訪れた武家の妻が「長崎奉行所に勤めに出た、早逝した父の土産の、名も知らぬ焼き菓子がまた食べたい」と言う。夫婦は思い出の味の謎を解けるか?

【著者紹介】
倉阪鬼一郎 : 1960年三重県生まれ。早稲田大学大学院中退。草創期の幻想文学会に参加。87年『地底の鰐、天上の蛇』でささやかにデビュー。97年『百鬼譚の夜』で再デビュー。ホラー、ミステリ作品のほか、近年は時代小説のジャンルにも進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 腕くらべの次は見本市。楽しそうな生活振りが癒やしてくれます。のどか屋シリーズとのコラボも

  • むつこ

    シリーズ3作目。前作の「腕くらべ」の菓子(見世)仲間たちが集い「市(いち)」なる3日間のお菓子を実演したり見世の銘菓を販売することに。こちらのシリーズ、珍しく表紙は女性だけど主人公は男性なのね。おかしいなぁと思ってたのよね。。。

  • じお

    ★★☆☆☆ 作者初読み、何となく手にとって何となく読んだが、文章も話も淡白すぎて、何も感想が出てこない。

  • エディン

    はつねやの音松とおはつは、見本市に、音松が実演販売をする一方で、思い出の菓子をつくるという企画をする。長崎の思い出の菓子を作ってほしいという依頼を受ける。福岡にいたころよく、村岡屋の丸ぼうろを食べたのを思い出す。私にとっても、思い出のお菓子である。

  • まき

    菓子の見本市は現在のデパートの催事場みたいで面白かった。何もかもが上手く行きすぎて読んでいて安心するけど物足りなさも。音松の新しい銘菓作りも気にはなるが、続きは読まないかなぁ。

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