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12大事件でよむ現代金融入門

倉都康行

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478028544
ISBN 10 : 4478028540
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2014
Japan

Content Description

世界を震撼させた金融危機はなぜ起こったか?次の震源地はどこだ?数々の修羅場を経験した国際金融のプロが、その要因と背景を解き明かす。

目次 : ニクソン・ショックの衝撃―現代経済が“金離れ”したとき/ 中南米危機にみる累積債務問題の重石―原油が世界をかき回す/ プラザ合意の落とし物―強いドルはアメリカの国益?/ ブラック・マンデーの悪夢―リスク・マネジメントの始まり/ 日本のバブル崩壊による痛手―邦銀の凋落がはじまった/ ポンド危機で突かれた欧州通貨制度の綻び―ヘッジファンドの台頭と通貨制度の脆弱さ/ P&Gなど事故多発…デリバティブズの挫折―金融工学の暴走とリーマン危機への伏線/ アジア通貨危機で再び新興国の連鎖破綻―新興国リスクとドル依存体制の限界/ ITバブル崩壊の狂騒―「ニュー・エコノミー」という幻想と変貌する金融機関/ リーマン危機に連なる“ゲーム”―アメリカ型金融モデルの崩壊/ ギリシャ財政不安でユーロ絶体絶命―ユーロ圏の南北問題と問われつづける共同体理念/ 終わらないフラジャイル・ワールド―次なる震源地はどこだ?

【著者紹介】
倉都康行 : 1979年東京大学経済学部卒。旧東京銀行で主にロンドン、香港、東京にて為替、証券、新商品開発、リスク管理業務などに従事。バンカース・トラスト、チェース・マンハッタン銀行のマネージング・ディレクターを経て2001年4月にRPテック(リサーチアンドプライシングテクノロジー)株式会社を設立、代表取締役。日本金融学会会員。産業ファンド投資法人執行役員、セントラル短資FX監査役、マネタリー・アフェアーズ誌編集人などを兼務。2005年まで中央大学経済学研究科大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    ニクソン・ショックから始まりバーナンキ・ショックまでの12の国際金融に関わる話題がその背景などとともに比較的わかりやすくまとめられています。国際金融がらみの歴史を読むにはいいのですが最近の話題については若干物足りなさがあります。

  • masabi

    【概要】ニクソン・ショックから新興国危機まで金融史の12事件を解説する。【感想】実体経済と制度の矛盾に端を発した危機と人々の熱狂や盲信が原因となった危機とに大別できる。前者のニクソン・ショックや幾度に渡る通貨危機は事後に制度上の不備が是正されるのに対し、後者のバブルは終わってみないとわからないため学習効果が効かない。リーマン危機など金融の専門家たる銀行が率先して踊っていたわけで複雑なスキームは判断力を鈍らせることと理解できていないものには投資しないといういつもの教訓譚である。

  • エリナ松岡

    僕にとってはなかなか有り難い企画の本で、実際読んでみて現代の金融問題に対する理解が深まったと思います。金融危機は時系列順序さえ忘れてしまう事が多いんですが、これで少しは脳に定着するのではないかと… ちなみに入門というにはちょっと難しいかなという気もしないでもないですが、これ以上易しくするというのも難しい話かもしれませんね。僕自身、チョイチョイググりながら読みました。

  • プラス3

    ニクソンショック以降の金融史と金融のメカニズムを、事例をもとにわかりやすく解説。とっつきやすいし、解説もコンパクトにまとまっていてなかなかいい出来。ただ「まとまりが良すぎてもの足りないかなあ」というのが正直な印象。かといって1冊目にしてはムズイような。他の入門書を2,3冊消化してから読むのがよろしいかと。

  • Daichi

    入門と書いてありますがミクロ経済についての知識がないとちょっと分かりにくいかもしれません。新興国の通貨危機はFRBの利上げから生じる資金の引き上げが原因であることが多い。中央銀行の介入によって危機は乗り越えられてきたようですが、通貨発行主体のない暗号通貨に関する言及はありませんでした。

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