Product Details
ISBN 10 : 4480069682
Content Description
金融という場には、長い歴史のなかで形成された制度が残る。そうした遺構のうえに、現代的な問題が幾層にも積み重なっている。金や銀という一時代前の地金の問題、中央銀行の変化、変動する為替市場、金融技術の進展といった問題が複雑に絡み合っている。本書は、これらの相関を網羅的かつ歴史的にとらえ、世界の金融取引がどのように発展してきたかを観察する。旧版を大幅に改訂し、リーマン・ショックの衝撃やフィンテックの可能性などを検証しながら、実務的な視点から、今後の国際金融を展望する。
目次 : 第1章 英国金融の興亡(ポンドと銀貨の長い歴史/ ポンドがめぐり英国経済はまわる ほか)/ 第2章 米国の金融覇権(英国はなぜ動脈硬化に陥ったのか/ 新興国アメリカの挑戦 ほか)/ 第3章 為替変動システムの選択(ブレトンウッズ体制の時代へ/ 変動相場制の幕開け ほか)/ 第4章 変化する資本市場(金融技術の発展/ 世界が怯えた金融危機 ほか)/ 第5章 課題に直面する現代の金融力(ユーロと英国シティの危機/ 人民元はどこへ行く ほか)
【著者紹介】
倉都康行 : 1955年生まれ。東京大学経済学部卒業後、東京銀行入行。東京、香港、ロンドンで国際資本市場業務に携わった後、97年よりチェースマンハッタンのマネージングディレクター。現在、RPテック代表取締役、産業ファンド投資法人執行役員、国際経済研究所シニアフェローなどを兼務。日本金融学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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えちぜんや よーた
読了日:2017/12/31
masabi
読了日:2017/08/09
かんがく
読了日:2019/11/26
Francis
読了日:2019/05/09
tetsuya
読了日:2017/08/25
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