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藤原行成「権記」全現代語訳(下)講談社学術文庫

倉本一宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062920865
ISBN 10 : 4062920867
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

寛弘八年一条天皇の譲位と崩御、三条天皇の即位式という激動の中、儀式書をまとめる意図もこめて子細を記述する行成。官人社会における栄達を志向しつつ記される日記からは、王権をめぐる宮廷人の政治的思惑・秘事が読み取れる。藤原道長の傍に生き、同日に薨じた権大納言の膨大な記録は、平安の社会史・生活史・宗教史にもからむ重要な史料である。寛弘三年(1006)〜万寿三年(1026)の記録。

【著者紹介】
倉本一宏 : 1958年、三重県津市生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。博士(文学、東京大学)。国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • feodor

    寛弘三(1006)年から万寿三(1026)年まで。ただ、あとのほうは断片。 この間に、一条天皇の崩御と三条天皇即位という大イベントがあり、古い記録を見て公卿たちがあれこれと論じ合うところが印象的。一条治世は四半世紀で、政権担当者たちは皆それほどの身分でもなかったため、実際に経験したわけでもない即位の儀式を行うのはかなり大変であったようだ。また、行成は道長にとって都合のよくなるように定子の残した皇子・敦康親王を伊勢斎宮と在原業平との密通の末裔であるという伝説を持ちだして、立太子を阻止する条がとりわけ目立つ。

  • ぽこ

    一条天皇の辞世の歌を、定子に寄せたものであると解釈した藤原行成。彼の複雑な心、思いが伝わります。

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