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常識から疑え!山川日本史 近現代史編 上 Knock-the-knowing

倉山満

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864711715
ISBN 10 : 4864711712
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
倉山満 ,  

Content Description

歴史とは民族の結束のために必要な政治の道具であり、支配の道具であり、そして外交の武器である。山川日本史に代表される日本の教科書がダメなのは歴史観以前の記述力の問題、そしておかしな日本史学会のあり方と日本史学者の能力の問題だ。

目次 : 序章 イデオロギー以前の教科書問題/ 第1章 明治維新をわからなくさせている二つのタブー/ 第2章 日本近代史上最大のタブーは大日本帝国憲法/ 第3章 外交の成功がなぜか語られない日清・日露戦争/ 第4章 外国の悪口は書かないからわかりにくい第一次世界大戦とワシントン体制/ 終章 「アカ」でさえない「バカ」が日本の歴史教育をダメにした

【著者紹介】
倉山満 : 1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。1996年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、同大学で日本国憲法を教え、現在に至る。2012年、希望日本研究所所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 北本 亜嵐

    高校時代の歴史の教科書は本当につまらなかった。(山川出版社ではなかったけれど)なぜ、そうなのか?筆者の解説を読むとなるほどね〜と思った。真に国の歴史をわかっていない人達が作っているからとは。これじゃ、「ちゃんとした歴史」を学べるわけない。下巻も「倉山節」に期待大。

  • やじ

    自虐史観の元になった教科書を批判されてるのかと思ったら、ちょっと違う!日本史の教科書についての痛烈な批判でした。まず、自分に知識が欠如してるので、説明されてもわからないという恥ずかしさに包まれました。目からウロコだったのは、表紙に書かれてますが「どの国も自国に有利に、悪い事は自己正当化せよ」という他国の歴史教育です。お隣の国だけかと思ってました。日本のこれからは、小学生には英雄史観、中学生には神話〜最低限の事実関係、高校の教養課程としての歴史学の基礎、とおっしゃる説に、もろ手を挙げて賛同します!

  • takka@ゲーム×読書×映画×音楽

    まさに目から鱗が落ちるような内容の本であった。この本を読んで、私たちが今まで受けてきた歴史教育は一体何だったのかと考えさせられる。よく右翼が従軍慰安婦を取り上げ、歴史教科書を批判するのを目にするが、それ以前の悪習が歴史教科書を腐敗させていると著者は述べている。例えば、「世界史の概念がない日本史」という狭い枠の中で語ろうとするため、日本の歴史教科書は近現代史の理解をより複雑にさせている。また、教科書を作る側も他の学者から批判をされないために必死なせいか、何の歴史観もない教科書を作ってしまう。

  • Mik.Vicky

    学生時代さっぱり興味が持てずに放置していた日本史、筆者が主張している理由も原因だったかもしれない。勉強したいが興味が湧かないという心情は変わらず途中は斜め読みになってしまったが、最終章はとても説得力が有った。日本国民として誇りを持つためには誇りある歴史が不可欠。しかし今の歴史教育は・・・

  • みどるん

    確かに研究者に責められないような記述であることと世界史的な視点の欠如が重なるととても読みにくい。無意識にペリー来航時のアメリカの国力を現代アメリカと同等にイメージしてしまっていた。そもそも歴史を日本史と世界史にきっちり分けているから異様なことになっている気がする。

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