Product Details
ISBN 10 : 4582859631
Content Description
天皇に殉ずる「臣民」を育てた教育勅語と国定教科書。その反省から生まれた戦後の教育制度と教科書は、時の権力によって度重なる攻撃にさらされてきた。検定制度を世に問うた「家永教科書裁判」から教育基本法、道徳教科化、学習指導要領、採択問題まで、教育と教科書に真実を求めた丘動の軌跡をたどる。教科書問題が映し出す、日本の教育のあるべき姿。
目次 : 戦前・戦中の教科書とその役割/ 戦後改革の中の教科書/ 第一次教科書「偏向」攻撃/ 「冬の時代」の教育と教科書/ 「冬の時代」を終わらせる家永教科書裁判の開始/ 杉本判決後、七〇年代の教科書の改善/ 八〇年代初めの第二次教科書「偏向」攻撃/ 八九年の学習指導要領・検定制度改悪と九〇年代検定/ 「検定に違法あり」最高裁の最後の判決が認定/ 九〇年代の教科書の改善と第三次教科書「偏向」攻撃/ 教育基本法改悪の動きと反対運動の広がり/ 「教育再生」政策から生まれた新検定基準/ 道徳の教科化と子ども不在の新学習指導要領/ 日本の教科書制度は何が問題か/ 私たちの求める子どものための教科書制度
【著者紹介】
俵義文 : 1941年福岡県生まれ。中央大学法学部卒業。教科書出版社在職時および退職後、出版労連教科書対策部長・同事務局長、教科書検定訴訟を支援する全国連絡会常任委員、子どもと教科書全国ネット21事務局長・同代表委員、日朝協会事務局長、和光大学・立正大学非常勤講師などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
樋口佳之
読了日:2021/07/16
katoyann
読了日:2021/07/18
Shun'ichiro AKIKUSA
読了日:2022/12/07
そーすけ
読了日:2022/08/06
yamiyami2225
読了日:2021/03/25
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .