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考える短歌作る手ほどき、読む技術 新潮新書

俵万智

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106100833
ISBN 10 : 4106100835
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2004
Japan

Content Description

どうすれば気持ちは伝わるのか。些細なことに注意すれば、こんなにも表現の世界は広がる。短歌だけに留まらない俵版「文章読本」。一文字の力、表現の裏技を抽象的な理屈ではなく、具体的に伝授。

【著者紹介】
俵万智 : 1962(昭和37)年大阪府生まれ。歌人。早稲田大学第一文学部卒業。学生時代に、佐佐木幸綱氏の影響を受け、短歌を始める。86年、角川短歌賞を受賞。87年、『サラダ記念日』がベストセラーとなる。88年、現代歌人協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 新地学@児童書病発動中

    「体言止めは一つ」、「現在形を使う」など実際に短歌を作るときに役立つアドバイスが多く書かれている。ただしここに書かれているを気にしすぎたら、何も作れなくなってしまうような気がする。頭の中にひらめいた言葉はできるだけ尊重したい。それを推敲をするときにこの本に書いてあること生かそうと思う。文法がまったくダメな私は「体言」とか「格助詞」という言葉の意味がはっきりせずに、苦労しました。(苦笑)

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火

    「もの言わぬ男の肩の大きくて叩きやすくてときおり叩く」無愛想な私に一番響いた歌。〈言葉や理屈じゃないの。あなたの肩が大きくて叩きやすいから、たまに無性に叩きたくなるの。だから叩いたの〉こんな不条理、された男性多いはず。こんな不条理、した女性はもっと多いはず(笑)言葉にすれば平凡な「愛しい」と、二人の絶妙な距離感を、こんな表現で表すとは。「初句を印象的に」「固有名詞を活用しよう」等々、夜な短コミュの幽霊部員と化している私には、学び、覚えるべきこと多大な本。感性を言葉にするセンス・・・短歌人へ道は遠い(嘆息)

  • ヴェネツィア

    短歌を実作するアマチュア歌人たちにとっては、とっても参考になりそうな本。俵万智さんは、かつて高校の国語の教員をしていたこともあり、教えるポイントがきわめて的確だ。実作せずに鑑賞する人にとっても、短歌のツボを巧みに教えてくれる。わかりやすく、それでいて短歌の面白さが十分に伝わってくる。

  • 七色一味

    読破。『短歌のレシピ』と同時購入。こちらは、どちらかと言うと「読む技術」という言葉に惹かれて。が──、いかんせん、私の読解力が不足している。読解力と言うか、鑑賞眼とでも言うのか。俵万智さんが手を入れた歌が、必ずしも私にとって「良い物」になるわけではない。短歌や俳句って、やっぱり感性が大切なんだなぁ。

  • ポイントを絞って著者が短歌を添削する。とあるつぶやききっかけで読んだ。結果めちゃくちゃ面白い。ワードセンスを磨くには短歌だったんだ。本書の中では「サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい」が大好き。穂村弘ってやっぱすごいんだ。しばらく短歌にはまりそうです(詠むとは言っていない)

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