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母からの解放 娘たちの声は届くか

信田さよ子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834253122
ISBN 10 : 4834253120
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan

Content Description

お母さん、「嫌い」って言ってもいいですか?母娘研究の第一人者、信田さよ子が、いまだ生きづらさを感じているすべての女性に贈る、自分の人生を取り戻すための第一歩。

目次 : 第1章 私はあなたの犠牲になりたくない(母親の存在がなぜ子どもを苦しめるのか/ 愛情が「毒」になるとき ほか)/ 第2章 娘の苦しみを理解できますか(娘のことは私がいちばんわかっているという自信/ ある日突然気づく母親との関係 ほか)/ 第3章 基準はいま自分が幸せかどうか(世界の中心に「私」がいる/ 母親は憎む私はヘンですか ほか)/ 第4章 母の呪縛からどう逃げ出すか(自分を責める母親、無関心の母親/ 母親は変わるのか ほか)/ 第5章 自分の人生を生きるために(母親との距離感/ 期待を捨てれば距離がとれる ほか)

【著者紹介】
信田さよ子 : 1946年岐阜県生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。AC(アダルト・チルドレン)、DV(ドメスティック・バイオレンス)、虐待、アルコール依存症などについてのカウンセリングの経験から、家族の問題に対して新たな提言を行ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    副題が「娘たちの声は届くか」。その答えとして著者は田中美津さんの「わかってもらおうと思うは乞食の心」を紹介。返す刀で(著者とはほぼ同世代の)母親へは、次のように提案する。「母親とは孤独なものである。/自分の体の一部だった胎児を産み、そして30年以上経てば、まったく別の人間として娘を扱う。/娘を別の人間として扱うこと、その孤独に耐えることです。最後まで自分を裏切らず看取ってくれる、そんな存在として娘に期待することはやめましょう。/もうこれまで十分に娘からは喜びや楽しみを与えてもらった」はずだと。同感です。⇒

  • カッパ

    【85】293【評価】◎【感想】お母さんからの愛は支配であり、母はまたそれを疑うこともない。どこか、母親との関係を美化したり親を嫌いでいることは良くないという文化がある。しかし、その可能性を考えるだけでスッーと楽になる娘がいるのもまた事実である。私は大いに救われた。

  • ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

    いろんなタイプの母娘について、タイプごとに距離を置く、または逃げる方法が具体的に書かれていて参考になりました。

  • こはる

    巻末に向けて、母親との距離の置き方(逃げ方)や心の持ちようなどがより具体的に書かれています。私も含め幼少期から続く辛さから解放されるためには、母親への「わかって欲しい!」「どうしてわかってくれないの?」という願望を手放すことが必要なんですよね。なぜなら、それは到底叶わないものだから。 理解はできますが、そうは言っても…と素直に納得できない私はまだ道半ばです。

  • きみどり

    母娘問題は自分の中では解決…したつもりになっててもふとしたきっかけでまた噴出することがあるもので、いまだにこの手の本を完全に卒業はできてない。書き手によってはよけいに悲しくなったり腹立てたりすることもあるが、信田さよ子さんの本は、盤石の安定感。早く親への恨み辛みをきれいに忘れて生きていきたいものです…。

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