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意識はどこからやってくるのか ハヤカワ新書

信原幸弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784153400405
ISBN 10 : 4153400408
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

物質の塊にすぎない脳に、なぜ意識が生じるのか? 「私」を機械に移す方法とは? データになっても「大往生」できるか? マインドアップローディングの実現を目指す脳科学者と「心の哲学」の第一人者が、意識という「究極の問い」に真正面から挑む対話録。

【著者紹介】
信原幸弘 : 1954年、兵庫県生まれ。東京大学名誉教授。専門は心の哲学

渡辺正峰 : 1970年、千葉県生まれ。東京大学大学院工学系研究科准教授。専門は神経科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる

    物質である脳の働きから、どうやって意識が生まれるのか。ひとつの方法は、物理法則としての世界ではそういう約束になっているとしてしまう方法。……なのだが、そう言われて問を避けても少しも腑に落ちない。対談する著者二人が言うように、これは答えがないのかもしれない。かなりページを費やして、記憶を機械に移し替える試みについて議論されているが、この場合機械に意識は芽生えるのか。というより意識があることをどう確かめるか。そこに行きつくまでにぶつかる問題がいくつもありそうだ。しかし現在、ここまで肉薄できていることも驚きだ。

  • ねこさん

    思っていたより興味のない領域だった。残念。

  • holyberg

    完全に理解したとは言えないけれどもう一度ゆっくり紙で読んでみたいと思う対談でした。アメリカのドラマでuplodeというのがまさにありましたね。あそこでいくつかまさに対談の中で出てきたような矛盾?状況もありました。この議論何に役に立つの?と言ったらおしまい。こういう対談(闘い)は本当に大事だと思う。AIが相当に進んできているのでますます重要な研究だと思うのでした。

  • Oki

    渡辺正峰さんの「僕が死が怖いのは、病気の末期の状態は苦しいだろうとか、妻子がどうなるだろうとかではなく、僕という存在が消滅することに対する恐怖です。」というのを見て、自分とは全く違うと感じた。個人的には、僕という存在が消滅することよりも、今現在、僕という存在が存在することの自体の方が数倍怖いような気がした。子供の頃は特にそうだった。

  • 蘇我クラフト

    意識とは何かを考える本かと思ったらマインドアップローディングという新技術でバイオ的身体を仮想空間にアップロードして永遠に生きるということを現実化したい著者とそれに対し疑問を投げかける哲学者の対談であり、非常にELSIを考える前衛的な本になっていたので不意打ちではあったが面白かった。でもこれをあと数十年で現実化したいと言う科学者の意見と倫理的問題とそれ以外が残るよねと言っている哲学者がかみ合っていないのではないか、そもそもその技術に欠陥がありすぎではないかと思ってしまったのでもう少しきちんと技術を知りたい

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