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Sdgs・esg財務戦略 ステークホルダー資本主義でガバナンス・ir・会計はどう変わるのか

保田隆明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478114445
ISBN 10 : 4478114447
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

グーグル、ネスレ、ユニリーバ、テスラ、シスメックス、ジェットブルー、ボッシュetc.先進企業の事例をわかりやすい解説付きで多数掲載。もう「きれいごと」で終わらせない。実務担当者のための決定版。

目次 : 第1章 社会の分断を生む株主資本主義の限界―なぜ、企業は変わらなければならないのか/ 第2章 ESG経営とファイナンス戦略のあり方を問う―投資家にも求められるエンゲージメントという考え方/ 第3章 新たに求められる投資家との対話のカタチ―非財務情報のファイナンスモデル構築に向けて/ 第4章 企業はどのように「ESGスコア」と向き合うべきなのか―サステナブルな事業の取り組みで企業成長を目指す/ 第5章 ESG/SDGs経営を実現させるための3つのヒント―環境変化に配慮した企業変革で競争優位性を獲得する/ 第6章 ケーススタディ(1)企業を変革へと導いたリーダーたちの軌跡―11社の先進企業から学ぶ理論と実践/ 第7章 ケーススタディ(2)「ESG評価機関」のグローバルスタンダードを知る―MSCIレポートから読み解く成功企業の取り組み/ 第8章 ESG/SDGs時代の「人的資本経営」のあり方―これから必要なスキル「アジリティとレジリエンス」

【著者紹介】
桑島浩彰 : カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院エグゼクティブ・フェロー/東京財団政策研究所主席研究員/K&アソシエイツ取締役。1980年石川県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒業。ハーバード大学経営大学院およびケネディ行政大学院共同学位プログラム修了(MBA/MPA)。三菱商事、ドリームインキュベータ、ベンチャー経営2社を経て、現在に至る。神戸大学大学院経営学研究科博士課程にて企業変革・イノベーション・サステナビリティ経営について研究中。東洋経済オンライン等に記事執筆多数。主な著書に『日本車は生き残れるか』(講談社現代新書)。北カリフォルニア・ジャパンソサエティ理事。アメリカシリコンバレー在住

田中慎一 : 財務戦略アドバイザー/インテグリティ代表取締役。1972年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、監査法人太田昭和センチュリー(現あずさ監査法人)、大和証券SMBC、UBS証券等を経て現職。監査法人、投資銀行を通じて会計監査、IPO支援、デューデリジェンス、M&A・事業再生・資金調達に関するアドバイザリー業務に従事。現在は、アドバイザリーサービスに加え、買収後の企業変革、ターンアラウンドマネージャーとして買収先企業の再建に取り組むほか、スタートアップ企業のCFOを務める

保田隆明 : 慶應義塾大学総合政策学部教授。1974年兵庫県生まれ。リーマンブラザーズ証券、UBS証券で投資銀行業務に従事した後に、SNS運営会社を起業。同社売却後、ベンチャーキャピタル、金融庁金融研究センター、神戸大学大学院経営学研究科教授等を経て、2022年4月から現職。主な著書に『コーポレートファイナンス 戦略と実践』(ダイヤモンド社)、『地域経営のための「新」ファイナンス』(中央経済社)等。専門はコーポレートファイナンスとソーシャルファイナンス。2019年8月より2021年3月までスタンフォード大学客員研究員としてアメリカシリコンバレーに滞在し、ESGを通じた企業変革について研究。上場企業の社外取締役も兼任。博士(商学)早稲田大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Garfield

    ★★★★★★☆ ESGが最早お題目でなく経営の根幹であることを海外事例等も含めて説明。その上で、「投資家の投資概念としてのESG」、「被投資側の企業がESG投資の要請に応える為の行動指針としてのSGDs」といった形でESG/SGDsをクリアに整理すると同時に、ESG格付機関の視点等も交え立体的にESGが描かれ、大いに理解が進むとともに、自身での取り組みイメージも持てた。後半のケース・スタディでは、概念的説明のみでは埋もれそうな論点が格付で大きな問題となりえる事例等も示され実践的に学べ、得るところ大でした。

  • Francis

    東京経済政策研究会の12月の勉強会の課題本。この手の本を読むのは久しぶり。400頁以上もある大著なのだが、分かりやすく書いてあり、すいすい読めた。ESGとは企業経営で重視すべき三点、環境、社会、ガバナンスの事。1990年代から強まった株主を重視する経営の考え方を修正してステークホルダーの利益を重視する考え方の要素の一つで欧米で浸透しつつある。勉強会では環境に焦点を当てていた。私は女性の経営者、管理職を増やすことが企業の利益の向上につながり、そのようなデータも出ていることが分かったのが興味深かった。

  • ほし

    近年のビジネスにおけるESGの潮流を知ることのできる一冊。従来のCSRはあくまで企業の免罪符という側面があるのに対し、ESGとは本業によって社会課題を解決することで、社会に対するポジティブな影響を与えるのみならず、長期的な株主価値向上も行うということ。つまりESGはビジネスの中心に据えられるものになります。一方、そのようなESGの取り組みをどのように定量化し企業価値評価に反映するかはまだ議論が続いている段階であるとのこと。様々な企業における実例も豊富に紹介されており、参考になりました。

  • TK39

    ESGという言葉は良く耳にするが。SDG’sと何が違うのか?を明確に知らなかったので、読んでみる。ESGは環境、社会問題を経営のど真ん中におく経営課題そのものであり、SDG’sはそれを解決するための機会、手段と位置づける。とはいえ、ESGが事業にどのように貢献するか、それを明らかにするモデルはいまだにない。このあたりが課題か。 CSRは事業活動のマイナス面を贖罪する免罪符みたいな位置づけとしたり、整理の仕方が面白い。

  • Jun Morita

    MSCIを例に、ESGの外部評価のメソドロジーの解説に加え、先進企業が環境や社会面の課題に対して戦略的に取り組む事例など、非常に参考になります。財務戦略とありますが、実際にはそれをどのように対外的に公表するかも重要であり、IRやサステナビリティ推進の点からも学ぶ点が多かったです。

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