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ISBN 10 : 4062919648
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帝政ロシア最後の皇帝となったニコライ二世。その生涯は歴史の流れの大転換を一身に体現するものであった。訪日の際の大津事件、日露戦争、第一次世界大戦への突入、革命の進行に伴う退位と抑留等、歴史的事件の渦中で彼は何を見、どう動いたのか。処刑の直前まで書き続けられた日記から、日常の政務、革命への態度、人間関係、日本観などを読み解く。
目次 : 訪日。大津で巡査に襲われ頭に負傷/ 長崎で竜の入れ墨をした皇太子/ 鹿児島・京都で受けた大歓迎/ ロシア軍艦アゾフ号を天皇が訪問/ レニングラードに眠っていた天皇の贈り物/ 天皇の謝罪を高く評価したロシア/ 皇太子が血道をあげたバレリーナ/ 父皇帝の死、即位。アリックスとの結婚/ 新皇帝は日露戦争に乗り気でなかった/ 戦争に敗れ、革命への胎動が表面化/ 血の日曜日事件とポチョムキンの反乱/ 皇帝の人間像や功罪についての誤解/ 国会開設。地に堕ちた専制君主の座/ 日露外交での日本側主役は本野大使/ 多難な時期にも、威厳に満ちた暮らし/ ラスプーチンをめぐる宮廷の人間模様/ 革命から処刑へ。ロマノフ王朝の崩壊
【著者紹介】
保田孝一 : 1929年静岡県浜松市生まれ。法政大学社会学部卒。東京大学大学院修士課程で西洋古代史とロシア史を専攻。岡山大学赴任後ロシア革命前のミール(農村共同体)、日露関係史を研究。元岡山大学名誉教授。2006年逝去。研究史料は没後、岡山大学図書館、東京大学史料編纂所に寄贈された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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