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謎解き・波浪と津波の物理 ブルーバックス

保坂直紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062579247
ISBN 10 : 4062579243
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan

Content Description

サーファーがくぐる波のトンネルはなぜできる? 「海底を感じた瞬間」に性質を大きく変える波。身近でふしぎな物理現象を解き明かす

【著者紹介】
保坂直紀 : 1959年、東京都生まれ。東京大学海洋アライアンス上席主幹研究員。サイエンスライター。東京大学理学部地球物理学科卒業。同大大学院で海洋物理学を専攻。博士課程を中退し、1985年に読売新聞社入社。科学報道の研究により、2010年に東京工業大学で博士(学術)を取得。2013年に読売新聞社を早期退職して現職。気象予報士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    地球物理学の分野の海洋に重点を置いて津波や波について私のような門外漢にも詳しくまたわかりやすく教えてくれます。波というと海ばかりではなく光や音などもあるわけですが、ここでは風の起こす波についてわかりやすく理解できました。また津波の原理も詳しく書かれています。今後はこのような分野がさらに発展していくと思われます。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #感想歌 津波波浪海底風や台風が波を起こして伝わっていく 三陸の津波解析原理から人が防げる切り口はある

  • calaf

    位相速度と群速度、何となくは知っていたけど、なかなかイメージが掴めないのですよね...そこに数式なしで切り込もうとしているけど...微妙かも。そのあたりはともかく、基本のところはこれで十分かも。離岸流の仕組みとか、どうして波は沖から陸へとやってくるか(海岸に平行に横に伝わっていく波はない)とか、知らなかった事も多かったし...

  • kk

    以前から「波」というものに何故だかずっと魅せられてきました。そんなkkが衝動買いしてしまったのがこの一冊。海の波に特化していますが、そもそも波とは何か、発生の機序、どうやって大きくなるのか、その速さと伝わり方の不思議さ、そして普通の波と津波の違いなど、波マニアにとっては極めて興味深い内容がてんこ盛り。著者は大手新聞の科学部記者出身だけあって、数式を全く用いずに物理現象を説明する手腕には脱帽です。世間的に何かの役に立つような知識じゃありませんが、とにかく楽しい読書ができました。

  • ZEPPELIN

    風が吹くと波が起こるメカニズムはまだ完全には解明されていないというのが意外。ダークマターやダークエネルギーのような派手さはないにしても、こちらも近いうちに解明されてほしい。出来れば日本の科学者に。3・11の津波についても解説されており、地形の関係であのような高い津波が再び発生する可能性は高いとのこと。どんな偶然で人間の想像を越える災害になるか分からないのだから、堤防を高くして津波を防ぐのもいいけれど、被害はあるものとして避難のシステムを整えた方が結果的に人命を救うことになるんじゃなかろうか

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