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「休むと迷惑」という呪縛 学校は休み方を教えない 平凡社新書

保坂亨

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582860924
ISBN 10 : 4582860923
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
保坂亨 ,  

Content Description

なぜ仕事は休みにくいのか? 「休み方」を教えない学校教育を出発点に、理不尽を我慢することに慣れた日本社会の構造を明らかにし、休みやすい社会のあり方を考える。

【著者紹介】
保坂亨 : 1956年東京生まれ。千葉大学名誉教授。同大学教育学部グランドフェロー。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得中退。東京大学教育学部助手(学生相談所専任相談員)、千葉大学教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • トト

    労働人口がより一層減少していく時代に、休みやすい環境を作るためにはどうすれば良いか、を自分で考えて仕組みを変える力を持つ学生→社会人を作ろうという話。理不尽なことに我慢して耐える教育をした結果、そういう大人たちと社会が出来て、過労状態が蔓延した。だから休もう。休みやすくするためには代替要員の確保が重要。どう考えても答えが出ない気がするのは、休めない教育を受けたせいなのか。教員不足、医師不足、警察不足、食品不足、お店不足、欲しい時にモノがなくても我慢する教育から始めてみてはどうかしら。そしたら休めるよ。

  • 津見佐飛

    日本人の「休んではならない」心理状態がどんなふうに現在まで形作られて来たのか、とてもよく理解出来る。時代の流れで考え方が確実に変わりつつあるものの、休めない呪縛はまだまだ根強いものと感じた。

  • わた

    なぜ日本では「休むと迷惑」という価値観が根付いているのかを戦後から現代の歴史や出来事を振り返って分析し、今後どうすれば誰もが意欲的に休むようになるのかを提言している良書。コロナ禍で少しでも体調が悪かったら休むということが浸透してきたと思いきや、コロナが収まってからは以前に逆戻りしてしまっている現状を肌感で感じていて、本書を読んでより根深い問題なのだと感じた。私自身、人より体調を崩しやすいからこそ、休むことを悪とする風潮には辟易するため、きちんと休暇制度を理解してうまく休み、体調を整えながら働いていきたい。

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