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ISBN 10 : 4473039927
Content Description
「近代数寄者」を中心とした近代茶道史から、学者や料理人、軍人、僧侶、皇室にまで視野を広げた新しい近代茶道史へ。20人の茶の湯と人生を豊富な逸話と共に取り上げ、それぞれの茶の湯の楽しみ方を見つめます。近代史上よく知られた人物、市井の知られざる風流人の姿が生き生きと立ち上がる茶人伝。
目次 : 井上馨(世外)―政界の雷親父は細心なる茶人/ 有栖川宮熾仁親王(霞堂)―親王の茶の湯に見る宮家と華族の社交界/ 安田善次郎(松翁)―慎しく陰徳を重ねた財産家の茶の湯/ 今泉雄作(常真)―茶道具再評価の種を蒔いた江戸っ子/ 平瀬亀之輔(露香)―大阪の茶の湯を牽引した「粋の神」/ 住友友純(春翠)―茶の湯に文人趣味を融合させたエリート実業家/ 益田孝(鈍翁)―近代の茶の湯を双肩に担った巨人/ 馬越恭平(化生)―数々の逸話を残した「ビール王」数寄者/ 柏木貨一郎(探古斎)―土蔵に住んだ幻の数寄屋建築家/ 岡倉覚三(天心)―茶より酒を愛した『茶の本』の執筆者/ 正木直彦(十三松堂)―美術と茶道に橋を架けた美術学校長/ 貞明皇后―満州皇帝を茶の湯でもてなした大正天皇妃/ 三井高棟(宗恭)―財閥の盛衰を見つめた三井家当主の茶の湯/ 團琢磨(狸山)―鈍翁から経営と茶の湯を受け継いだ男/ 大谷尊由(心斎)―茶の湯三昧の境地に遊んだ宗教家/ 前田利為(梅堂)―旧大名家軍人のたしなみとしての茶の湯/ 式守蝸牛(虎山)―悲運の宰相、戦時下の茶の湯/ 栗山善四郎(八百善)―江戸懐石を伝え、茶の湯を愛した料亭主人/ 加藤正治(犀水)―憲法の制定に携わった法学者茶人
【著者紹介】
依田徹 : 1977年、山梨県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻、博士後期課程修了。美術博士。遠山記念館学芸員。専門は日本近代美術史、茶道史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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きいち
読了日:2015/03/24
Kuliyama
読了日:2015/06/04
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