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太平記 上 古典新訳文庫

作者未詳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334100865
ISBN 10 : 4334100864
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

正中の変、元弘の変を経て鎌倉幕府はついに滅亡するが、後醍醐天皇による建武の新政も世の混乱を収めきれず…。足利尊氏・直義兄弟、後醍醐天皇、新田義貞、楠木正成、高師直らによる、日本各地で繰り広げられた南北朝時代の動乱を描いた歴史文学の傑作。全2巻。

目次 : 第1部(後醍醐天皇が武臣を滅ぼす計画を立てられたこと/ 土岐十郎と多治見四郎と謀叛について―および無礼講について/ 謀叛計画の発覚/ 二条為明卿の和歌について/ 阿新殿のこと ほか)/ 第2部(公家が天下を統一して行った政治/ 千種忠顕について/ 文観僧正について/ 広有が怪鳥を射殺したこと/ 兵部卿護良親王が流罪にされたこと ほか)

【著者紹介】
亀田俊和 : 1973年、秋田県生まれ。国立台湾大学日本語文学系助理教授。京都大学文学部史学科国史学専攻卒業。京都大学文学院文学研究科博士後期課程歴史文化学専攻(日本史学)修了。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 文公

    以前から太平記を読んでみたいと思っていたときに、手軽に読める古典新訳文庫で出たのはありがたかった。平家物語の影響を感じつつも、平家物語の因果応報観より天皇の権威や大義名分の色合いを強く感じる。南朝方への鎮魂の思いがあるというのも頷ける。個人的に興味深かったのは、平家物語では見られなかった、辞世の「漢詩」が度々出てきたことだ。平家物語成立時よりも中国との交流が盛んになった室町時代の文化を反映しているのではないかと思うが、実際はわからない。下巻も楽しみ。

  • ほうすう

    抜粋なのは分かるんですけどいくらなんでも話が飛びすぎてちょっと困惑する。上巻終盤の北畠顕家を迎え撃つところはどうなったんですか。歴史ものだから結末というか大まかな展開は知ってますけどそれなら太平記なんて延々と読まないんですよ。その他で思ったことは軍勢の数を表す数が極端に大きい・中国の歴史の引用が多い・新田義貞びいきが思っていた以上にすごいというところでしょうか。

  • qwer0987

    抄訳というかダイジェスト版のような構成で、予備知識がないと難しいかもしれない。歴史好きならともかくも、初心者向けではないようだ。だが太平記の世界の雰囲気自体はつかめる。圧巻は鎌倉幕府滅亡を描いた章だ。鎌倉が各所で包囲され、衆寡敵せず、幕府方の面々は自害に追い込まれる。その悲壮感は胸をえぐられるよう。楠木正成の最期など、その他忘れがたい場面は多い。そしてこの時代の武将たちの幾人かは雄々しく、少しの洒落っ気を出しながら死んだのだと読んでいて感じる。それがこの時代の男たちの矜持なのだろう。下巻も楽しみだ

  • フク

    #読了 現代語訳なのでつまることなく読めるが、ダイジェストすぎるのであらすじ程度は頭にないと展開に置いていかれる。ぜひ完全版商法してほしい。 下巻の妖怪大戦争がどうなるのか楽しみ。 kindle unlimited

  • イコ

    太平記が長過ぎるので抜粋した内容、作者未詳だけどこんな長くて、細かいところまで書いていて何者?という印象。

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