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Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867930021
ISBN 10 : 4867930024
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

年間242億足も生産されている靴は、かつてないほど安く買えるようになった一方で、生産の過程において、環境にも人間にも極めて深刻な害を及ぼし、世界にとてつもない負荷をもたらしている。本書は「靴」を手がかりに、なぜ世界が今のような危機的状況に陥っているかを解き明かし、解決に向けた提言を行う。巻末には、私たち一人ひとりが今日から取り組める13の行動を示した「世界を変えるためのガイド」を収録。

目次 : 序文 靴とグローバリゼーション/ 第1章 スニーカーマニアの熱狂/ 第2章 工場の門/ 第3章 靴と貧困/ 第4章 ブランド/ 第5章 難民と靴/ 第6章 革の問題/ 第7章 廃棄される靴/ 第8章 ロボットがやってくる/ 第9章 靴と法律/ 第10章 反撃

【著者紹介】
タンジー・E.ホスキンズ : ロンドンを拠点に活動する作家、ジャーナリスト。『ガーディアン』紙、『アルジャジーラ』、『i‐D』誌、『i』紙などに、繊維、医療、靴産業についての記事を執筆しているほか、TVドキュメンタリーの製作も手掛ける。本書のために、ホスキンズはバングラデシュ、ケニア、マケドニアの各国、また英ソリハルにある「トップショップ(英大手ファストファッション)」の倉庫での取材を敢行。著者の前作で、受賞歴のある『Stitched Up:The Anti‐Capitalist Book Of Fashion (スティッチドアップ―反資本主義的なファッションの本)」は、エマ・ワトソンによる「究極のブックリスト」にも選ばれた

北村京子 : ロンドン留学後、会社員を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shikada

    グローバル市場での靴の大量生産・消費・廃棄の実態を探る一冊。特に印象的だったのは、靴つくりの下請けの労働環境の悪さ。先進国で在宅勤務というと、わりと恵まれたホワイトワーカーがするものというイメージがあるけれど、いわゆるグローバルサウスでの在宅勤務は劣悪そのもの。狭い家で、人体に有害な接着剤を使って長時間労働をするから健康を害する人が後を絶たず、賃金も低く雇用も不安定。自分が履いている靴がそうした環境で作られていたらとても嫌な感じなのでよくよく調べてみようと思う。

  • スプリント

    価値のあるアイテムとして取引されるスニーカーの話から 劣悪な環境で靴の生産に従事する途上国の暮らしまで 光と闇のコントラストが印象に残った。 きっと近い将来製造業の大多数はロボットとAIが行うことになるのだろうが仕事を取り上げられた人々は何を糧に生きていくのだろうか。

  • nobu23

    靴業界が世界的なサプライチェーンの中でいかに多大な被害をもたらしているかを明らかにする本。環境破壊や健康被害など、様々な面から問題点が説明されている。

  • takao

    ふむ

  • Wassssup_mymen

    靴から紐解くグローバリゼーション、モノが溢れて成長が加速して止まらない現代に疑問符を持てるようになった一冊。人類自らが首を絞めてきた結果ではあるが、資本主義がもたらした弊害の一つでもあると言えるような状況が見えないところで広がっているのだなと。ブランディングは外見でなく内面にベクトルを向けて行うものですね。

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