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バスラーの白い空から 新装版

佐野英二郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791771479
ISBN 10 : 4791771478
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人種を異にし肌の色を異にする人々との心のふれあい、愛犬との出会いと再会と別離など、商社員として、生活の過半を海外で過ごした国際人が綴った人間愛の文章。

目次 : 1(わがセバスチャン/ 西アフリカの春/ セバスチャンが死んだ夜/ バスラーの白い空から/ サン・セバスチャンに雪のふる夜半)/ 2(私の週末/ 一九四四年 春/ 海コーコート鳴レル夜ハ)

【著者紹介】
佐野英二郎 : 1926年生まれ。早稲田大学を卒業後、大手商社員として、アメリカ・イギリスそしてアフリカなど、およそ19年を海外の各地に勤務。1987年、胃がん手術を受ける。1992年、術後5年の無事を祝ってまもなくの後、急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぞしま

    ヴェールのかけられた静かな叙情、遠くから呼び起こされる透明な澄んだ記憶、明晰な思考と強い意志、各所でのつましくも豊かな人との交歓。書かれなかった空隙。 一読してサン=テグジュペリ(堀口大學の訳・文体)が思い起こされたが、本書の中で引かれてもいた。 セバスチャン(犬)との交流、作者の彼へのまなざしには適切な距離が敷かれており、それこそが最大限の愛情であり哀惜の表現だったのではないだろうか。あえて劇的にしない誠実な<哀しみ方>に深く胸を打たれた。ずっと読んでみたかった本(青土社さん再販ありがとうございます)。

  • ぞしま

    再読。やはりよい。 サンセバスチャンの話なんて、須賀さんが語っていてもおかしくないほど、親和性を感じる。

  • ぴよ子

    静かで、あたたかくて、かなしくて。生きるってきっとそういうこと。

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