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生成aiスキルとしての言語学

佐野大樹 (Book)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784761277192
ISBN 10 : 476127719X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

言語学を学べば、生成AIの底力を縦横無尽に引き出せる!

生成AI開発に従事する言語学者が明かす人間のあらゆる能力を拡張していくビジネス教養
ずっと使える「生成AIとの話し方」、教えます。

生成AI技術は、まさに「日進月歩」の速度で進化しています。
ただ、あまりにも進化が速く、現在、効果的とされる生成AIの使い方が、明日には陳腐化してしまう可能性が高い領域です。

どれだけ目まぐるしい生成AIの変化があったとしても、学んでおくと、「スキル」としてどの時代でも普遍的に通用する、むしろ生成AIの性能が向上すればするほどに重要性を増すものがあります。

それは、「言語学」です。
言語学というのは、ざっくり言うと、自分が「伝えたいこと」を誰かに伝えるために、どう言葉で表すことができるのか、また、どの言葉を使うのが効果的かを追求してきた学問です。でも、なぜ、「言語学」が生成AI時代に必要なのでしょう。

生成AIとのコミュニケーションは、プログラミング言語のような形式言語でなく、私たちが普段使っている言葉、自然言語で行われています。

言語学が研究の対象としてきたのは、この「自然言語」なのです。

私たちは、長年にわたり言語学で探求され続けてきた、「伝えたいこと」を言葉で表す際の「選択肢」を理解し、そのなかで、生成AIとの対話で効果的な「言葉の選び方」を学ぶことで、生成AIの潜在能力を引き出すことができるのです。

【著者紹介】
佐野大樹 : Googleで生成AIの開発に従事するAnalytical Linguist(アナリティカル・リングイスト)。生成AIやスマートスピーカーなどのバーチャルアシスタントなど、人工知能に言葉を教えるスペシャリスト。オーストラリア国立ウーロンゴン大学にて選択体系機能言語理論の研究で博士(Ph.D)取得後、国立国語研究所で日本語について入手可能な唯一の均衡コーパス『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の構築に従事。プロジェクト終了後、情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所にて、災害時の問題−対応策ツイートのマッチングや合意データベースの開発を行う。2014年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とり

    著者は専門が言語学で、国立国語研究所、情報通信研究機構等を経て、現在はGoogle。言語学者の観点から、プロンプトをどう書くと良いかを体系的に解説。具体例がたくさんあってわかりやすいのだが、本書をAudibleで聴いたのは失敗だった。プロンプトを読み上げられると分かりにくい。本書は活字で読んだ方が良いと思う。

  • のりちょ

    AIがどう自然言語を理解しているかから、効果的なプロンプト作成まで学べておもしろかった。AIの「言葉」の裏側を知ることで、プロンプトエンジニアリングの奥深さを実感した。生成AIを扱う上で、言語学の知識がいかに重要か痛感しました。

  • dobrydenkrtek

    プロンプトを書く上で知っておいたほうが良いことが言語学的知見に基づいて書かれている。他の入門書よりも詳しく感じた。縦書きで書かれているので、文系の人間にもとっつきやすい。内容的には、言語学の専門用語が時々出てくるので、そのあたりで振り落とされる人も出てくるかもしれないが、極端に言っていることが難しいということはない。

  • niko

    生成AIを言語学で説明しているので、生成AI「スキル」とするのは少々難しい気がしますが、言語学はやっぱりおもしろいです。ただ、実践が学びたい人だと、言語学の専門用語は少しまどろっこしく感じるかもしれません。そういう人は、ためしに、この本の内容を、言語学の専門用語をなるべく使わずに説明するようにAIに聞いてみるといいかもしれませんね。

  • 静岡茶

    プロンプトテクニック集のような印象。前提をすり合わせない、もしくは当たり前の体で話し始める人間へ警鐘を鳴らす本に見えた。

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