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セクハラ・サバイバル わたしは一人じゃなかった

佐藤香

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784380190018
ISBN 10 : 4380190013
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

セクハラは労災です。セクハラでメンタル不調にまで追いつめられた一人の女性が、労災申請を棄却され国を訴えて勝訴。労災認定基準の見直しを実現させた、闘いとサバイバル、再生のストーリー。

目次 : 第1章 それは忘年会の二次会の席で始まった/ 第2章 ウイメンズ・ネット函館との出合い/ 第3章 労災認定を求めて/ 第4章 セクハラ労災認定基準の見直し/ 第5章 闘いは続く―精神的後遺症のある期間の補償を求めて/ 第6章 痛みをちからへ/ 巻末資料

【著者紹介】
佐藤かおり : 1967年11月16日、北海道稚内生まれ、函館育ち。國學院大学北海道短期大学部国文科卒業。医療現場に7年間勤務。同時に司会業15年。派遣社員として勤務した大手通信会社でセクハラ被害に遭う。2010年セクハラ労災行政訴訟を起こし勝訴(2015年)。セクハラ労災の認定基準見直しのきっかけとなる。DV・性暴力被害女性支援、子どもサポート、女性の労働問題、東日本大震災支援等に携わる。女性と人権全国ネットワーク共同代表、パープル・ユニオン執行委員長、性暴力禁止法をつくろうネットワーク運営委員、NPO法人全国女性シェルターネット前事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Takanori Murai

    構成は@自身が受けたセクハラ被害の実情。A救いの手を差し伸べてくれた「ウイメンズ・ネット函館」。B難関だった労災認定。Cセクハラを許さない社会の実現へ向けての提言。さて私と言えば日々セクハラをしないように注意を払ってはいるが、セクハラの種は頭をよぎる。セクハラの相談を受けたことはないが、もし受けていたら二次被害につながる言動があったかもしれない。セクハラ撲滅のために、すでに被害を受けている人、被害を受ける恐れのある人、加害者予備軍の人、皆に読んでもらいたい一冊。

  • ネギっ子gen

    セクハラに悩み、辛い毎日を生き延びている被害者に、「あなたはひとりじゃない」「支援者につながろう」と伝えるため「セクハラを受け、仕事も生活も打ち砕かれ、心身ともに追いつめられた一人の女性の戦い」の軌跡を公開。著者以外のコラムも読み応えあり。基礎知識や巻末資料も充実。「あとがき」に「人は、適切な支援があれば必ず回復します。その支援は、特別な支援ではなく、全国どこに住んでいても受けられる支援ではなくてはならない」と書く。同感です。被害者の方が一人でも多く、「痛みをちからに」していける日がくることを願っている。

  • Yoshiko

    セクハラに悩む人、セクハラの相談を受けている人、職場のセクハラ対策を講じる責任者の人に、ぜひ読んでほしい。執拗なセクハラ被害を受け、自殺の寸前まで追い詰められて退職せざるをえなかった筆者が、国を相手に労災認定を求めて戦い、認定制度そのものを変えさえた記録。筆者だけではなく何人もの専門家が様々な角度からこの問題を解説している。セクハラに関するいくつもの思い込みや「神話」を崩し、被害を受けるとどのような状態になるのかをわかりやすく指摘し、どのように対応すればいいかを教えてくれる。

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