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お電話かわりました名探偵です 角川文庫

佐藤青南

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041098752
ISBN 10 : 4041098750
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

Z県警本部の通信指令室。その中に電話の情報のみで事件を解決に導く凄腕の指令課員がいる。千里眼を上回る洞察力ゆえにその人物は“万里眼”と呼ばれている―。ある日の深夜、通報に応答していた早乙女廉は『イエが盗まれた』という一報を受ける。思いもよらぬ訴えに動揺していると、割り込んでくる声が。その声の主こそ、“万里眼”こと君野いぶきだった。果たして真相は?電話越しに謎に迫る、新感覚警察ミステリ!

【著者紹介】
佐藤青南 : 1975年、長崎県生まれ。第9回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞し、2011年『ある少女にまつわる殺人の告白』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mint☆

    110番通報を受ける通信司令室のイケボな早乙女くんと、その通報の状況だけで事件を解決してしまう『万里眼』こといぶき先輩。謎解きは面白かったけど恋愛要素はいらない気がした。でもラノベ感覚で読むと面白い。これがシリーズ第一作目で次もあるならいいけど、これで完結なら物足りないです。

  • 麦ちゃんの下僕

    Z県警本部通信指令室で110番通報に応対している、声と名前だけはイケてるヘタレでモブキャラな主人公・早乙女廉…が引き寄せる“奇妙な通報”を、隣の席にいるロリボイスの“万里眼”こと君野いぶきが解決する…という5話から成る連作短編集。ミステリーとしては“警察小説”ד安楽椅子探偵”ד日常の謎”という個性的なスタイルで面白いですし、特に「家を盗まれた女」の意外な(!?)真相と抜群の読後感は一読の価値あり!ですね。ただ…廉が通報に対してもいぶきに対してもあまりに“鈍感”なので、ついイライラしてしまいます(苦笑)

  • fwhd8325

    名探偵とは違うようですが、なかなか面白い展開でした。事件と恋の話を絡めてストーリーは飽きません。個人的には佐藤青南さんの作品は相性がよいのか毎回楽しませてもらっています。今回も満足です。

  • ベイマックス

    県警通信指令室にかかってくる電話だけでの推理物。通信指令室勤務の警官の早乙女廉の元は、不可思議な通報を引き寄せてしまう。ただ、早乙女自身は仕事にも女性からの行為にも超絶な鈍感ぶり。指令台の隣に座る先輩の君野いぶきが、電話をかわり質問をし謎を解いてしまう。◎シリーズになりやすそう。この二人の関係もからめて。◎初読み作家さん。他も読んでみようかな。

  • Yunemo

    110番通信指令室を舞台なんて、面白い設定ですね。パトカーが到着するまでに事件の真相を見抜くという万里眼の異名を持つ君野いぶき。電話でのやりとりからの謎解き、一般日常のパターンなのに、そこから推理する手法に新鮮味。1センチの大根からの発想に、なるほどねと一人合点。地味な感じでの解決手法、新たな手法。胸ときめかせて読めるのじゃなく、ハハーンという読後感。どちらかというとコールセンターの役割感が、警察の通信指令室で行われている。そんな感じですかね。恋愛模様は不必要かな、でもこれがあるから軽快感が出てるのかも。

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