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情報戦、心理戦、そして認知戦

佐藤雅俊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784890634439
ISBN 10 : 4890634436
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

インターネットの発達により、「認知戦」は世界の深刻な脅威となっている。認知戦とは「偽情報により相手の認識を誤った方向に導き、判断を誤らせる」ことなどを指す。ソーシャルメディアの発展により、個人の思考や信念を把握し、「カスタマイズされた情報」を特定の対象に配信し、その認知や心理を誘導することが可能になった。これが従来の心理戦と認知戦の大きな違いである。主要な戦争の歴史を情報戦、心理戦、そして認知戦から読み解き、現代の技術の発展と相まって、情報をめぐる戦いがどのように発展し、どう対処すべきかを明らかにする!

【著者紹介】
佐藤雅俊 : 株式会社ラックナショナルセキュリティ研究所所長。CISA(公認情報システム監査人)。1984年防衛大学校卒。航空自衛隊第3高射隊長、第23警戒管制群司令、システム管理群司令、2014年に新編された自衛隊指揮通信システム隊サイバー防衛隊長(初代)を経て2017年に退官。同年株式会社ラック入社、ナショナルセキュリティに関する調査・研究に従事し、国家が主体となるサイバー攻撃等について研究成果をもとに解説。ナショナルセキュリティに関する意識啓発の講演多数

上田篤盛 : 株式会社ラックナショナルセキュリティ研究所シニアコンサルタント。1960年広島県生まれ。84年防衛大学校卒。87年陸上自衛隊調査学校の語学課程に入校以降、情報関係職種に従事。防衛省情報分析官および陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ohe Hiroyuki

    本書は、「そして認知戦」とのタイトルのとおり、現代において「認知戦」という戦いが生じつつあることを述べ、我が国の国防への警鐘を鳴らす一冊である▼より本格的・個別的な情報は、注釈などを参考に各自で参照するべきであるが、本書にある情報は網羅的であり、認知戦について理解を深められる。▼個々人としてはファクト・チェックを通して偽情報に扇動されないことが大切であろう。社会や国家全体としては有効な戦術であり、認知戦は、官民の別なく、かつリアル・バーチャルどこでも行われるものであるから、気づくと隣は戦場かもしれない。

  • タカバル

    世界各国は情報戦・心理戦・認知戦の重要性・有用性を認識し、実効性の向上に心血を注いでいる。資源に乏しい日本こそ、通常戦力での劣勢を補うべく、これらの成長に投資すべきである。AIが台頭し情報過多となった今、正しい情報を見分ける能力(リテラシー)を堅持しなければならない。

  • okadaisuk8

    ちょっと普通にディープステートみたいな記述があるのは?となったが、プロパガンダを巡る古代からの歴史や経緯をまとめてあり、有用な本ではあると思う。

  • 539z

    速読★5.SNSやインターネットを使った情報戦(シャープパワー)を活用し陽動や戦争の偽計などに活用するなかで、「認知戦」という概念が重要になってきた。中国対策。

  • 螺旋地帯

    各国の情報戦心理戦認知戦そしてサイバー戦まで書いてる。特に超限戦にも少し触れてた。

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