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その男、佐藤允

佐藤闘介

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309028989
ISBN 10 : 4309028985
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan

Content Description

佐藤允の未発表インタビュー!夏木陽介&川島一平、江原達怡、水野久美、岡本みね子が、佐藤允について語るインタビューも収録!!

目次 : インタビュー(佐藤允/ 夏木陽介&川島一平)/ シナリオ『街は眠った』解説/ インタビュー(江原達怡/ 水野久美/ 岡本みね子)/ フィルモグラフィー/ テレビでの活躍/ 写真と随筆

【著者紹介】
佐藤闘介 : 1964年11月8日生まれ。1歳半のとき、岡本喜八監修、岡本みね子脚本、父・佐藤允主演のテレビ映画『遊撃戦』に中国戦争孤児役で出演する。岡本家と佐藤家は隣近所であり、家族ぐるみの付き合い。中学生のときに岡本喜八監督作品『英霊たちの応援歌』に主人公永島敏行の弟役で出演、現場での黒ずくめの岡本監督の姿に魅了され、映画監督を志す。1985年に横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)に入学。在学中は今村昌平監督らの指導を受ける。1989年に、団塊の世代の風来坊と高校生三人組の友情と裏切りを描いた卒業製作『バナナシュート裁判』(主演・油井昌由樹)が川喜多和子氏の目にとまり、ベルリン国際映画祭、香港国際映画祭の正式招待作品に選ばれ、都内で単館公開された。1990年には東映出身の映画監督横山博人氏プロデュースによる『曖・昧・Me』を監督、主演に無名の新人・裕木奈江を抜擢し、揺れる少女の愛と性と生の日々を描いた。1993年日本経済新聞社よりエッセイ集「B級映画少年」を出版。1996年、現代日本に生きる殺し屋たちの奇妙な日常を描いたハードボイルド『汝殺すなかれ』(主演・永澤俊矢)を企画・監督。2006年、岡本喜八監督DVDボックス特典ディスク『喜八監督がいた。』を監督。その後、父・佐藤允がコンディションを崩してからは一切の活動を休止した。2020年、初の監督兼主演映画『The Longest goodbye 地球の長いお別れ』を完成させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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佐藤允に関する本とは貴重。 冒頭に、未公...

投稿日:2021/03/14 (日)

佐藤允に関する本とは貴重。 冒頭に、未公開という本人のインタヴューが掲載されている。東宝に入社した経緯から、ずっと東宝ひと筋でやってきて、60年代後半に辞めてから、加藤泰の松竹作品に出て、70年代は石井輝男映画、80年代は大林宣彦と、彼を気に入って起用した監督の面々を見るだけで、唯一無二な俳優であったとわかるというもの。 本の後半部分は、彼と親しかった人々として、夏木陽介、江原達怡、水野久美、そして岡本みね子が登場するが、これらも他ではお目にかかることができない貴重なもの。 佐藤允が活躍する福田純作品が見たくなる。

アーチ さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yamatoshiuruhashi

    名優・佐藤允について、息子の佐藤闘介が父親の共演俳優たちにインタビューしたものが中心。好きな俳優でした。彼が出てくるだけで銀幕がグッとしまった感じを受けていました。息子さんが「曖・昧・Me」の佐藤監督だとは全く知らなかった。楽しめた一冊。

  • 大泉宗一郎

    佐藤允を初めて知ったのは映画『独立愚連隊』シリーズ。どこまでも続く荒野を背景にニカッと白い歯を見せ、時にスマートに、時に粗野に暴れまわる姿にいつしか自分を重ねて、自分のやりたいことを代わりに発散してもらうような爽快さをもらった。そのうち、佐藤允の出ている映画が自分にとって他とは違う映画になってゆき、すっかりファンに。彼のあの強烈な個性はどこから来ているのか。御子息が映画『独立愚連隊西へ』キャストのインタビューで横顔に迫るドキュメント。徐々に浮かび上がる佐藤允の人柄と多面性を窺い知ることができて、嬉しい。

  • まんだよつお

    ぼくは、佐藤允と言えば岡本喜八監督作品の常連という先入観があったけれど、実は独立愚連隊シリーズで名を馳せた以外、他には出演していないことに気がついた。あの特異の風貌ゆえ、岡本作品でもぴったりの役が限られたのだろうか(汎用性がきく高橋悦史や草野大吾は重用されたけれど)。詳細なフィルモグラフィーはありがたいが、本人の年譜もほしかった。と

  • こすもす

    佐藤充 個性的な俳優だなぁというイメージが強い。 昔の映画は観たことがない。 本を読んでいくとフランス映画のような映画を作りたかったらしい。私生活でもフランスに度々訪れていたらしい。若い頃に出演していた映画の役柄があまりに当てはまりそのイメージから抜け出る事がなかなか出来なかったのかもしれない。大林宣彦監督の「転校生」や今村昌平監督の「うなぎ」にも出演していたらしいが映画は観ているはずなのに印象が薄いのは何故だろう。

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